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03月12日-04号

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  1. 糸満市議会 2021-03-12
    03月12日-04号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和3年第2回糸満市議会定例会会議録令和3年3月12日出席議員 20人1番 玉 村   清    2番 金 城   悟3番 上 原   勝    4番 浦 崎   暁6番 伊 敷 郁 子    7番 国 吉 武 光8番 金 城   敏    9番 新 垣 勇 太10番 金 城 一 文    11番 玉 城 安 男12番 玉 城 哲 郎    13番 金 城   寛14番 高 江   靖    15番 西 平 賀 雄16番 大 城 明 弘    17番 金 城   敦18番 徳 元 敏 之    19番 金 城 幸 盛20番 新 垣 安 彦    21番 大 田   守欠席議員 1人5番 菊 地 君 子 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。    市長     當 銘 真 栄    副市長     神 谷 和 男    教育長    幸 地 政 行    総務部長    福 元 信 美    企画開発部長 徳 元 弘 明    市民健康部長  島 根 辰 也    福祉部長   平 田 徳 明    経済部長    兼 城 浩 康    建設部長   大 城   拡    水道部長    伊 敷   勝    消防長    福 元   毅    教育委員会   阿波根 庸 伸                      総務部長    教育委員会  與那覇 正 樹    指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆8番(金城敏議員) おはようございます。早速一般質問を行います。 件名1、教育行政について。小項目1、現在、沖縄県高校駅伝大会は、11月の男子フルマラソンの距離42.195キロメートル、女子はハーフの約21キロメートルの大会と1月に行われる新人駅伝大会、これは男女ともハーフマラソンの約21キロメートルの距離で、いずれも今帰仁村で開催されております。現在、陸上競技や駅伝関係人口は毎年減少傾向にあり、県民、市民をはじめ陸上関係者から危惧されております。スポーツの多様化と子供たちの減少によるものや、警察の道路許可の関係も大きな要因であると思います。私は、現況を踏まえ、昨年度さらなる市のスポーツ振興を図るため、当時議員でありました當銘市長も一緒になって、議員有志で西崎陸上競技場の、日本陸上競技第3種公認の予算確保に動きました。先日、それが認められて公認に向けての検定が行われ、間もなく日本陸連より第3種公認証書が届く手はずとなっております。せっかく市を活性化させるため、2,000万円をかけて費用を捻出していることから、私はぜひ市も教育委員会、体育協会も含め、市民も陸上競技場を活用した大会を誘致して活性化につなげてほしいと考えております。先日、沖縄陸上競技協会県高体連関係者から話を伺いました。現在の今帰仁のコースは起伏が激しく、道路条件も悪く、中南部からの応援、観戦も少なく盛り上がりに欠ける。距離が半分の新人駅伝大会だけでも南部で開催したい。ぜひ平和トリムマラソンで実績のある糸満市で開催できないかと依頼を受けております。沖縄県高校駅伝新人大会の本市への誘致について伺う。 小項目2、中学校部活動について。ア、令和3年度部活動指導員配置事業予算が今年度に比べ、111万円減額された理由を伺う。イ、令和3年度新設される部活動改革プランの内容について伺う。 件名2、土地利用計画について。小項目1、南部病院跡地を含む新しい土地利用対策事業について。ア、事業内容について伺う。イ、ウェルネスリゾートホテルリゾートホテルの違いを伺う。ウ、南部病院跡地西側から真栄里海岸にかけて新しい土地利用計画があるか伺う。 件名3、交通行政について。小項目1、令和3年10月から本格運行するいとちゃんminiについて。ア、現行と10月からの運行時間及び料金について伺う。イ、市民からのニーズ調査アンケート内容について伺う。 件名4、道路行政について。小項目1、県道糸満具志頭線、真謝原市営住宅北側交差点付近より国吉集落入り口までの歩道及び道路拡張整備計画について伺う。 件名5、環境行政について。小項目1、令和3年度から導入される飼い猫、野良猫の避妊、去勢手術費用助成について。ア、市の取組について伺う。イ、年間何匹を予定しているか伺う。 以上、壇上での質問を終わり、質問席より再質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) おはようございます。金城敏議員御質問、件名4、道路行政について。小項目1、県道糸満具志頭線の歩道及び道路拡張整備計画についてお答えいたします。 道路管理者である南部土木事務所に確認したところ、糸満具志頭線については、現在、片側歩道を設置した場合の概略案を作成中であるとのことであり、今後、概略案を基に糸満市と調整し、自治会や地権者の協力が得られるかを見極めた上で、条件整備が整い次第、事業化に向け検討していきたいとの回答を得ております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) おはようございます。議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1、沖縄県高校駅伝新人大会についてお答えいたします。 今帰仁村において開催されている沖縄県高校駅伝新人大会でありますが、誘致により競技力向上と活性化が図られると考えておりますので、まずは課題となる交通規制や予算確保の必要性等について調査研究から進めてまいります。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) おはようございます。御質問、件名1、教育行政について。小項目2、中学校部活動、ア及びイについてお答えいたします。 小項目2、ア、令和3年度部活動指導員配置事業予算が今年度に比べ111万円減額された理由については、令和2年度当初予算では部活動指導員の報酬を月額で算定しておりましたが、指導員の勤務形態や今年度の実績を踏まえ、令和3年度は時給制に切り替えた結果、約49万円の減額となっております。また通勤手当についても同様に、今年度の実績を踏まえ算定した結果、約62万円の減額が生じており、合計で111万円の減額となっております。ただし、配置人数については、今年度同様18名を予定しております。 次にイ、部活動改革プランについては、スポーツ庁より県を通じて市町村に委託される事業で、教職員の負担軽減を図る目的に、休日の部活動の段階的な地域移行に関する実践研究を行う事業です。 ◎企画開発部長徳元弘明) おはようございます。御質問、件名2、土地利用計画。小項目1、南部病院跡地を含む新しい土地利用対策について。アからウまでお答えいたします。 小項目1、ア、事業内容については、真栄里物流団地等造成計画の構想段階において、南部病院は移転の方針が示されていなかったため除外した経緯があります。しかしながら、現在は南部病院が移転し、空洞化が懸念されることから、その跡地の活性化に向けた利用計画や真栄里物流団地地区と連携した道路計画等、新たなまちづくり計画が必要なため基本構想を策定する考えであります。構想の内容としては、南部病院跡地市社会福祉センターも含めたエリアで、ウェルネスリゾート産業の誘致やIT振興センター、現社会福祉センターの建て替えと併せて市民の触れ合いが可能な複合施設の整備に向けた構想を策定する考えであります。 次にイ、ウェルネスリゾートホテルリゾートホテルの違いについては、法律等で厳格に決められているわけではありませんが、一般的にリゾートホテルは行楽地や保養地に建てられる、主に観光客を対象とするホテルと考えられております。またウェルネスリゾートホテルは栄養、運動、休養の調和を図り、心と体を癒やすことを目的にしているリゾートホテルと考えられております。 最後にウ、南部病院跡地西側から真栄里海岸にかけて新しい土地利用計画については、当該地は土地改良事業で整備された優良農地であるため、現段階において農用地以外の土地利用計画はございません。 次に件名3、交通行政。小項目1、令和3年10月から本格運行するいとちゃんmini、ア及びイについてお答えします。小項目1、ア、現行と10月からの運行時間及び料金については、現在のいとちゃんminiは午前9時から午後5時までの運行で、料金は3キロまでが300円、3キロから6キロまでが400円、6キロから9キロまでが500円、9キロ超が600円となっております。そのほかに小中学生や障がい者、65歳以上の免許返納者は半額となっております。10月からの本格運行では午前7時から午後7時まで運行時間を延ばし、利便性向上に努めていきたいと考えております。また、料金についても9キロ超の区間で利用実績がないことから、9キロ超600円を廃止し、6キロから9キロまでの500円を6キロ超500円に見直し、3段階の分かりやすい運賃体系に見直す予定となっております。 次にイ、市民からのニーズ調査アンケート内容については、令和元年度いとちゃんmini利用者アンケートにおいて、いとちゃんmini利用満足度を評価していただきました。その結果、予約等の分かりやすさが最も高い評価でありましたが、運行時間帯については最も低い評価でありました。運行時間帯の評価が低くなった理由として、朝夕の運行時間の延長を望む内容であったため、10月の本格運行に併せて時間の延長を予定しております。その他の評価項目としては、受付、運転手の対応、使いやすさ、運賃設定、バス停数や設置位置などを評価してもらいました。 ◎市民健康部長(島根辰也) おはようございます。御質問、件名5、環境行政について。小項目1、飼い猫、野良猫の避妊、去勢手術費用助成について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、市の取組について。犬または猫の終生飼育や適正な飼い方の周知を行うとともに、無秩序な繁殖を抑制するため、避妊・去勢手術に対し補助を行う糸満市犬・猫不妊去勢手術費補助金を令和3年度にガバメントクラウドファンディングを活用し実施を計画しております。 次にイ、年間何匹を予定しているかについては、令和3年度においては犬、猫合わせて約90匹を予定しております。 ◆8番(金城敏議員) 高校駅伝について前向きな答弁ありがとうございます。おっしゃるとおり、警察の許可はなかなか難しいものもありますが、これはしっかりやればできると思っておりますし、予算はほとんどかからないと聞いております。それでは近況について調べたいんですが、沖縄県中学校駅伝大会において、市内中学校直近5年間の成績を伺います。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 沖縄県中学校駅伝大会における市内の中学校の成績ですが、平成29年度からの成績となりますが、平成29年度は県大会への出場校が、女子が2校、最高位が10位、男子は出場が2校、最高位が21位、平成30年度は県大会への出場校が、女子が2校、最高位が12位、男子は出場なし。令和元年度は女子が出場なし、男子は出場1校、最高位は24位、令和2年度は女子が出場校が2校、最高位が15位、男子が出場校1校、最高位が14位となっております。 ◆8番(金城敏議員) 今、聞いてのとおり、ほとんど成績が振るわなくなってきていると思っております。これまで開催地の中学校、高校は確実に競技成績は向上していきます。この駅伝大会ですが、以前は南部で開催されておりまして、その沿線上の知念高校や佐敷中学校が非常に強かった覚えがあります。現在は、名護や北山高校、中学校では今帰仁、本部中学校が非常に隆盛を誇っております。北山高校の全国高校駅伝での活躍は皆さん御承知のとおりだと思います。本市で開催することにより、平和トリムマラソンのコースを活用すれば、市内6中学校区を全部通過しますので、市内の児童生徒に与える影響は非常に大きいものがあります。子供たちのスポーツへのモチベーション効果や地域熱などが高まって、教育的効果は大きいものがあると思っております。また8年に1度ではありますが、九州大会が開催され、九州各県から選手をはじめ、たくさんの関係者が本市を訪れ、観光PRにつながってまいります。先ほども申し上げましたが、懸念される道路許可については、平和トリムマラソンの実績があり、警察との連携により迂回路や道路混雑への説明をしっかり行えば可能ではないかと考えております。以上を踏まえ、調査、研究していただき、開催に値すると結論が出た場合、市長、糸満警察署の道路許可に動いていただけますでしょうか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、地域によっては大分成績が上がるというところもあります。本市によっても効果があるのかなと思っていますけれども、ただ、教育委員会が調査研究した上で、必要であればぜひ、糸満署のほうには協力願いということでいきたいと思っております。 ◆8番(金城敏議員) ありがとうございます。調査研究といっても資料がなければ始まらないと思います。高体連、長距離専門部は既にその資料をそろえて糸満市からの連絡を待っております。ぜひ連絡を取り合って進めていただきたいと思っております。それとこんないいお話はめったにありません。ほかの地域も、ほかの市町村もこの状況を知れば名乗りを上げてくる可能性がありますので、ぜひ早めに動いていただけるようお願いしたいと思います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時21分)                              (再開宣告午前10時21分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆8番(金城敏議員) 次に中学校部活動についてでありますが、当初予算の減額を見て、非常に頭にきまして、すぐ質問しましたが、理由を聞いて納得いきました。どうもありがとうございます。それで、この部活動指導員を配置して2年になりますが、教員の負担軽減に実際につながっているかお聞きします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 教員の負担軽減にはつながっております。手元に資料はございませんが、実際に、特に専門性のない教職員の先生方にとってはこの部活動指導員が専門的に教えてくれるというものと、さらに休日の活動も含めて、実際に教職員の負担が軽減されているというのを現場のほうから声を聞いております。 ◆8番(金城敏議員) 18人も糸満市は、部活動指導員を配置していると先ほども答弁ありました。恐らく県内でもトップクラスだと思っておりますので、これは非常に感謝申し上げます。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。 続きまして、件名2、土地利用計画について伺います。南部病院跡地利用について、県と調整が取れているか伺います。松下電器から県に無償譲渡された経緯からすると、個人的な考えではありますが、公共性の事業でないと認められないのではないかと思っておりますが、いかがでしょうか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 南部病院の跡地利用につきましては、これまでも県に市の考え方を事務的には伝えてきました。先月、改めて所管である県の病院事業局を訪問して、市の考え方を伝えてきたところでございます。そのために今回、構想図を策定したいという旨の説明をしまして、承諾を得たというところでございます。その際に、土地利用の内容について、特に条件等の提示はございませんでした。
    ◆8番(金城敏議員) 分かりました。それじゃあ、本市のウェルネスリゾートといっても、いろんな形が、先ほどもおっしゃっていましたがあると思います。本市はどんなコンセプトを考えているのか伺います。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、リゾートホテルウェルネスリゾートの違い。ウェルネスリゾートというのは、栄養、運動、休養の調和をとって、心と体を癒やすという目的であります。それは市民も利用できるような形で進められればいいのかなと考えております。 ◆8番(金城敏議員) ちょっと分かるような、分からないようなではありますが、次へ進めさせていただきます。當銘市長は、市長就任時の新聞紙上において、西崎や道の駅、観光振興センター真栄里地区、名城、米須、摩文仁まで続く観光ブランドラインを形成すると言っておりますが、具体的に真栄里地区、名城においてはどのように形成していくのか伺います。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 観光ブランドラインにおいての真栄里地区、名城地区がどういったことなのかという御質問ですが、まず真栄里地区や名城地域においては、ウェルネスリゾートあるいは名城ビーチホテルあと真栄里海岸などの観光資源が整備されれば、それが結ばれて観光ブランドラインを形成するというふうに考えております。 ◆8番(金城敏議員) 昨年12月定例会の一般質問でも質問しました。現段階において、土地用途変更は非常に厳しいとは思っておりますが、しかしながら、この地域の環境はこれから大きく変わっていきます。先ほど真栄里海岸とおっしゃっていました。手前の地域、本市が進めていくターミナルゾーンは複合ビルやホテル等の商業用地が計画されております。そして先ほどから出ている真栄里海岸、南部で数少ない砂浜の海岸が令和4年度に県が景観に配慮した護岸整備を進めていきます。さらに平和の道線もあり、交通の利便性もはるかによくなっていきます。県外からの観光客だけでなく、地元の憩いの場所にもなれるところです。先ほど土地改良地区、優良農地とおっしゃっておりました。私は何も発展だけを考えて、農業を否定するつもりは全くありません。現在、計画中の真栄里・伊敷東地区土地改良事業に国が進めているスマート農業の整備された近代的な農業生産団地をつくって、そこに移転していただければ、これは簡単ではありませんが、地権者の農家の方々にも納得していただけるのではないかと考えておりますが、その辺はいかがでしょうか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほど議員がおっしゃるように、今、国道から東側というんですかね、そこについては物流団地等の整備事業、あるいは先ほど説明したウェルネス構想等々を含めて、今後、土地利用の変化、都市的土地利用が行われてくると思います。その辺の状況を勘案して、今後そういう国道の東側が整備されてきた場合、西側が農地として利用されているんですが、その辺も地権者の意向を、その辺も少し確認しながら、その時期になると土地利用の変換についても検討はしていきたいと考えております。 ◆8番(金城敏議員) 少しずつ前向きな意見に変わってきております。ありがとうございます。 続きまして、いとちゃんminiについて再質問を行います。朝夕2時間延ばしている点、そして3段階制の分かりやすい料金については市民から非常に評価頂けるものと思っております。ただ2点だけちょっと質問させてください。65歳以上の免許返納者は半額とありましたが、もともと免許を持たない、高齢者はその対象に入らないのか伺います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時29分)                              (再開宣告午前10時29分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 もともと免許を持たれていない65歳以上の高齢者は半額対象かという御質問ですが、もともと免許を持たれていない高齢者については半額対象ではございません。 ◆8番(金城敏議員) 入らないということですよね。 ◎企画開発部長徳元弘明) 半額対象には含まれないということでございます。 ◆8番(金城敏議員) その辺の基準がよく分からないというか、実際に高齢者で、車がない、足がないと、そういった方は補助にはならなくて、免許を返納していれば補助になるという。その基準がよく分からないんですが、それは定まっているんですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時30分)                              (再開宣告午前10時31分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 この高齢者につきましては、もともと免許を持たれていない方については半額対象ではないと答弁しましたが、その根拠につきましては、一般のバス利用についても高齢者の方は減額はなくて、免許返納者について減額しているということでございますので、それとの整合も図ったということでございます。 ◆8番(金城敏議員) 分かりました。あと1点、小中学生が使うとなると、通学、ほとんど毎日使うようなことになると思います。7時から運行していますので、それで思い出されるのが、国吉線というのが以前ありました。それが利用者がいなければ廃止になるよということで、私の住んでいる真栄里地域でもみんなで乗ろうという運動をしました。当時、バス賃は100円でした。それでも乗る子供たちが少なかったんです。1人だったらそんなに負担は大きくないんですが、大体二、三人いますので、そうすると、子供たち全員乗ると一日300円かかると。それだときついという話で、ほとんどが利用しなかったんですね。それが150円となるとちょっと高いかなという感じはしますけれども、その辺はどうにかならないんでしょうか。毎日使う人たち。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時33分)                              (再開宣告午前10時34分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほどの国吉線の料金のお話と、いとちゃんminiの料金の件ですが、まず国吉線というのは定期路線でありまして、これが大人は160円、子供は80円ということですよね。それがいとちゃんminiに変わりまして、いとちゃんminiというのはデマンドで運行しておりますので、市としてはできるだけ路線バスを利用していただきたいということもありまして、いとちゃんminiは300円の半額ということで150円の設定でございます。料金の考え方ですが、これは公共交通というのはいとちゃんminiだけじゃなくて、路線バスあるいはタクシーもございます。その辺のバランスも取りながら料金を設定しておりますので、その運賃については市内全体の公共交通網のバランスを考えて設定しているということでございます。 ◆8番(金城敏議員) 分かりました。では、次に移らせていただきます。 県道糸満具志頭線について、計画を進めると聞いて少し安心しました。部長、現場歩いたことありますか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満具志頭線につきましては、私も週に一、二度利用させていただいております。その中で、縦断勾配及びカーブ等については非常にきつく、特に歩行者にとっては交通安全上、危険度が高い道路というふうに認識しております。先ほど市長のほうからも答弁ありましたが、現在、南部土木事務所のほうで片側歩道の概略設計案を作成中ということでありますので、今後、整備に向けて、糸満市で協力できることは県に対していろいろと協力していきたいと考えております。 ◆8番(金城敏議員) 市長、副市長、ぜひ朝7時半から8時の間、実際に歩いてみてください。本当に危険というのがよく分かります。私も何度か、1年に、忘れないようにということで五、六回ではありますが、行きますけれども、そのたびにはねられそうなぐらい本当に恐怖を感じます。ぜひ1回試してみてください。非常に危険な道路ということがよく理解できると思います。一日も早く整備できるよう県と連携を進めていただきたいと思います。 続いて、環境行政について質問いたします。先ほどガバメントクラウドファンディングの出資額によって増減するとありましたが、これが集まらないとやらないということなのか。そしてなぜしっかり予算を組んで取り組まないのか、その辺をお聞きします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 今回の事業の実施に当たりましては、ふるさと応援寄附金を充当することになっておりますので、寄附の増減によって実施に影響は与えません。応援したいと思う寄附者が増えるように工夫して取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時38分)                              (再開宣告午前10時40分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 予算については、確保されているということで、寄附の増減によって実施に影響を与えるということはありません。 ◆8番(金城敏議員) ちょっと最後よく聞こえなかったんですが、集まらなくても予算をしっかり組んでやるということで理解してよろしいですか。ありがとうございます。このガバメントクラウドファンディングですが、本市はほかの政策でもそういった実績があるんですか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 ガバメントクラウドファンディングの実績はあるかということですが、令和元年度の第2回いとまん平和トリムマラソンにおいて、ガバメントクラウドファンディングを活用して寄附の募集を行っております。 ◆8番(金城敏議員) 実際に予算は集まりましたか。 ◎企画開発部長徳元弘明) まず、寄附については目標額400万円に対して、28万4,000円の寄附を頂いております。 ◆8番(金城敏議員) 私も、今回この制度というか、ガバメントクラウドファンディングは初めて聞きました。やはり周知が大事だと思っておりますので、その辺をしっかりお願いしたいと思います。 そして猫の繁殖力ですが、1匹の雌から1年間で30匹、2年後には80匹、3年後には2,000匹に増えるという専門家の指摘もあります。先ほどの答弁で令和3年度は犬、猫合わせて90匹に不妊去勢手術を予定しているということでありました。第5次総合計画における指標の目標値は、令和7年度150匹、令和12年度200匹の目標設定ですが、先ほどの野良猫の繁殖力からすると非常に低いと思っております。実際、市内のボランティアの方々は毎年200匹近くに施しているそうです。その辺について、数はそのままでよろしいですか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 第5次総合計画の目標指数については、現在実施しているどうぶつ基金のさくらねこ不妊去勢手術費の補助の実施頭数から予想される目標となっており、どうぶつ基金から割当てがあるチケット枚数や不妊去勢手術を行う動物病院の受入状況を踏まえておりまして、実施体制を考慮すると、現時点では現実的な目標値であると考えております。なお、今後、受入動物病院の拡充等があれば、目標を上回る取組が可能だと思いますので、沖縄県や沖縄県獣医師会へ要請してまいります。 ◆8番(金城敏議員) なぜこの質問をしたかといいますと、第5次総合計画の中にもありますが、野良犬や野良猫の放し飼いが市民生活のトラブルになっているということで計画されて、来年度から腰を上げていただいたという点で非常に評価しております。ただ、この繁殖力、そういった面からすると、ほとんど効果がないように思えるんですね。ですから、先ほど増える可能性はあるとおっしゃっておりますので、ぜひしっかりと検討して進めていただきたいと思います。 続いて、野良猫は繁殖能力が非常に高いので、地域を指定して自治会の方々に協力していただき、一気に実施したほうがいいと思いますが、市当局はどのようなやり方を考えておられるのか伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるとおり、野良猫の繁殖能力というのは高いので、地域と連携し、不妊去勢手術を行うのが効果的だと考えます。沖縄県の動物愛護管理推進計画においても飼い主のいない猫を減らす取組として地域猫活動がございます。地域猫活動については、自治会の協力が不可欠となりますので、自治会と協同で実施できるよう取り組んでまいります。 ◆8番(金城敏議員) しっかり取組をお願いいたします。最後に、昨年島根県で狭い家で160頭もの犬の多頭飼育が見つかり問題になりました。本市においても犬や猫の多頭飼育があると聞いておりますが、市はどのような対応をなさっているのか伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 多頭飼育崩壊とは無秩序な飼い方による異常繁殖の末、飼育不可能となる現象と言われております。市内においても多頭飼育崩壊と思われる世帯があると認識しております。また、市内での多頭飼育崩壊世帯の多くが高齢者や生活困窮者であり、ヘルパーやデイサービスの事業者からの相談もあり、動物愛護団体と連携し、対応しております。 ◆8番(金城敏議員) おっしゃるとおり、ボランティアの方々も野良猫、野良犬よりも、これからは恐らく高齢者の方々の多頭飼育が社会問題になっていくというふうに指摘しております。そういった事情をいち早く把握しているのはケアマネジャーさんとかヘルパーさんだと聞いております。こういった方々ともしっかり連携を図って対応していただきたいと思います。 以上で終わります。 ◆17番(金城敦議員) 皆さんおはようございます。一般質問の前に所見を述べます。今年3月に定年を迎える6人の職員の皆様お疲れさまでした。この議場におられます福元消防長、阿波根教育委員会総務部長、大変お疲れさまでした。これからは一市民として行政経験を生かして、地域に貢献していただきますよう、そして健康にも留意してくださいますようお願いいたします。では、一般質問を行います。 件名1、教育行政について。小項目1、糸満市学校給食センター整備の進捗状況を伺う。 小項目2、12月定例会で計画を立ち止まると答弁していますが、その後の計画を伺う。 件名2、地域行政について。小項目1、コロナ禍の中での地域懇談会開催について市の見解を伺う。 小項目2、中止になった与座自治会地域懇談会の要望について伺う。ア、農振農用地区与座域内の土地利用変更について。イ、市道北当銘原線の整備要請について。 件名3、土地利用計画について。小項目1、南部病院跡地を含む新しい土地利用計画の内容について伺う。 以上、演壇で終わり、あとは質問席で再質問を行いたいと思います。 ◎市長(當銘真栄) 金城敦議員御質問、件名3、土地利用計画。小項目1、南部病院跡地を含む新しい土地利用計画についてお答えいたします。 真栄里物流団地等造成計画の構想段階において、南部病院は移転の方針が示されていなかったため除外した経緯があります。しかしながら現在は南部病院が移転し、空洞化が懸念されることから、その跡地の活性化に向けた利用計画や真栄里物流団地地区と連携した道路計画等、新たなまちづくり計画が必要なため、基本構想を策定する考えであります。構想の内容としては、南部病院跡地市社会福祉センターも含めたエリアでウェルネスリゾート産業の誘致やIT振興センター、現社会福祉センターの建て替えと併せて、市民の触れ合いが可能な複合施設の整備に向けた構想を策定する考えであります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1及び2について、関連する内容ですので、一括してお答えいたします。 糸満市学校給食センター整備の進捗状況については、糸満市立学校給食センター基本計画が、令和2年3月に策定されて、その計画の中では年次計画に沿って用地交渉、基本計画、実施設計、建設工事と供用開始が令和6年を予定しておりました。現在糸満市立学校給食センター整備につきましては、この基本計画を市長部局と連携しながら、令和2年3月に策定した糸満市立学校給食センター基本計画書で示されているPFI導入可能性調査や施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査など、基本計画書のレベルアップを行うとともに、広域化も含めて検討し、学校給食センターの効率的、効果的な施設整備、運営について調査検討を行う予定であります。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名2、地域行政について。小項目1、コロナ禍の中での地域懇談会開催について、市の見解についてお答えいたします。 地域懇談会は、毎年各自治会からの開催希望を踏まえて実施しているところであり、各自治会の要望や意見をお聞きし、市政に反映するための手段として有効であると認識しております。今年度は14自治会から開催の希望があり、12月から2月にかけて実施を計画しました。しかしながら、新型コロナの感染状況や1月20日から2月28日まで沖縄県緊急事態宣言が発出されたため、実際に開催したのは12月予定の3自治会のみとなり、1月及び2月に開催を予定していた地域懇談会は開催を中止することとなりました。なお、地域懇談会において寄せられた要望等において、書面にて回答しております。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名2、地域行政について。小項目2、与座自治会地域懇談会の要望、ア、農振農用地区与座域内の土地利用変更についてお答えいたします。 与座自治会からの土地利用変更については、要望箇所の大部分が与座土地改良区域であり、農地法に基づく基準においては第1種優良農地となっており、原則、農振白地への除外は厳しい状況であります。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名2、地域行政について。小項目2、与座自治会地域懇談会の要望について、イ、市道北当銘原線の整備要請についてお答えいたします。 当路線は、土地改良区の中を通る交通量の少ない道路であることから、補助事業の採択は厳しいものと考えております。そのようなことから、整備の必要な箇所を見極めていただき、集落道整備資材補助金の活用を検討していただきたいと思います。 ◆17番(金城敦議員) では、再質問を行います。 件名1の教育行政からお願いします。前市政からの事業、市民、そして児童生徒が待ちに待った糸満市学校給食センターの整備が始まる予定でありました。今回、當銘真栄市長の下で凍結し、事業を先延ばしすることに納得がいかず質問をいたします。12月定例会で広域化の考え方は、近隣自治体と意見交換を行っているところですと答弁されたが、意見交換はどこの市町村と何回行ったのかお聞きします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時58分)                              (再開宣告午前11時00分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) 広域化についての近隣市町村は、与那原町、八重瀬町、南風原町、この3町が広域化の検討を既に始めているということで今検討中でありますけれども、広域の進捗状況と内容も含めて2回、向こうの現状等、状況等の話を聞きに行きながら、またその下で私たちもその状況を踏まえて対応しているところです。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。それは2回ほど行ったということですが、教育委員会の方が会いに行ったんですか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えします。 与那原町に事務方として教育委員会の給食センター所長と企画開発部の事務方の方々で与那原町から意見を聞いております。 ◆17番(金城敦議員) 12月定例会の答弁で、副市長は今一旦立ち止まる必要があるんじゃないかということで、教育委員会の中で議論されていると理解しております。と答弁されましたが、教育長に聞きます。教育委員会の中で広域連携の議論をするために立ち止まる決定をしたのか、そういう認識でよろしいですか。 ◎教育長(幸地政行) その時点では、今の基本計画、令和2年3月に出ている基本計画は尊重しながら、それを踏まえて対応するということは基本的な立ち位置であります。ただしかし、この基本計画の中にもPFIの……。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時03分)                              (再開宣告午前11時03分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) そのときにも、今後の糸満市の給食センターの広域化についても検討する余地があるということで判断しております。 ◆17番(金城敦議員) じゃあ分かりました。その件を教育委員会の中で検討がされて、立ち止まる、凍結をやったということで理解しますが、その教育委員会で立ち止まる決定をしたのは基本的にどういう会議を重ねて、どういう方がどういう意見を言って立ち止まる決定をしたのか。教育長の責任で立ち止まる決定をしたのかお聞かせください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時05分)                              (再開宣告午前11時05分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 市長部局と教育委員会の議論の中で、実際に広域化や民間活力導入という形で教育長、指導部長、さらに市長部局の関係者と、特に老朽化に伴う給食センターについてということで、まず1点は、とにかく建て替えは早急に望まれているという形で、いろんな方々からの声があるというのと、その反面、財政的に多額な建設費用がかかりますので、そういった多額な建設費用が見込まれるということで申しますと、そういった広域化とか民間活力を導入してという形で財政負担を少しでも軽減できないかと。またさらにこの計画を再度精査しながら、実効性あるような形の法的な部分を精査しながらも、ほかにも民間活用とかという形で精査しながら、実際に財政負担とか実効性ある給食センターの建設が実現できないかという形で議論がなされております。 ◆17番(金城敦議員) 言っていることはもっともなんですよね。でも、これは検討委員会も立ち上げて決まっていることです。そのことをまず質問しますが、では、もう少し立ち止まるということを決めたのは、どういう会議で決めたのか、どんな会議で何回やったのか。それを教えてください。立ち止まるというのは大変大きなことですので、教育委員会でどういう会議を何回開いて、どういう意見の出る中で立ち止まることに決定したのか、もう1回聞かせてください。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再度、繰り返しの答弁になりますが、市長部局と教育委員会の中で、それぞれの代表を含めて、先ほどの内容について議論しながら、現計画を精査、さらにレベルアップしていこうという形で議論がなされております。 ◆17番(金城敦議員) この給食センターの中で、今、教育委員会がやっている中で、どうしてそこに市長部局が入ってくるのか、大変私は不思議でなりませんけれども、市長のほうから政策的にやるなと言われたのかもしれませんが、それは次に質問します。 では、令和2年度は給食センター事業に予算を計上されているのかお聞きします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時08分)                              (再開宣告午前11時08分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 令和2年度については、土地鑑定料が70万円ほどついておりました。 ◆17番(金城敦議員) それは使ったのですか、使わなかったのですか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 執行しておりません。 ◆17番(金城敦議員) なぜですか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 実際に候補地の方々と、候補地の地主の方々といろんな形で御挨拶もしながら調査をお願いしているところだったんですが、この民間活用と広域化というふうな形で、先ほども同じ答弁でありますが、巨額の資金が必要なことからそういうふうなことも精査していこうというふうなことで、今回は鑑定には至っておりません。 ◆17番(金城敦議員) それもまた後でお聞きしますが、次に、これも12月定例会ですけれども、副市長が先駆的に走っている事例、要は与那原町、八重瀬町、南風原町、そこでどのような議論をされているのか確認する必要性が十分にあると考えていると答弁されていた。その後から確認はしたんですか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 先ほど述べたように2月に与那原町に事務方が行きまして、実際に南風原町、八重瀬町の状況を、意見を聞いて、実際にその中で建設に係る費用とかランニングコストとか、さらにPFIの可能性というんですか、そういったものを少し意見を聞かせていただきました。 ◆17番(金城敦議員) それは2月に与那原町だけですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時11分)                              (再開宣告午前11時11分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 与那原町がこの3町の中心となって進めているということでしたので、与那原町のみでお話を聞きました。 ◆17番(金城敦議員) 確認するぐらいでしたら、電話でも、何ででもすぐできると思いますよね。確認して後で立ち止まる必要は確認してからだったら分かるんですけれども、あと2か所はやらないということでよろしいですか、じゃあ。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今後も、この民間活用も含めてという形で、精査、調査もしていかないといけないと思いますので、実際に現在、与那原町が中心となってやっていますが、それ以外にまた聞く必要があるというふうな形で認識した場合にはそういった聞き取り、意見交換も必要だというふうに認識しております。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。じゃあ、糸満市のほうからアプローチをかけたみたいなことになっているんですけれども、与那原町、八重瀬町、南風原町、あるいは別の市町村から糸満市にこれまで広域の打診はありましたか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時13分)                              (再開宣告午前11時14分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 その広域化の話について、糸満市に正式な打診はございません。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。打診はなくて、糸満市から聞きに行ったということだけで、それで与那原町しか聞いていないということですよね。それで広域化を考えるのはちょっとおかしいんじゃないかと私は思いますが、それでは皆さん確認するのに時間がかかっているんですけれども、私たちはぱっと電話でも聞けるところがあるんです。実際に本当のことかちょっと聞きたいので、この3町が糸満市との広域連携は考えていないというふうに情報があったんですよね。その辺は聞いておりますか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時15分)                              (再開宣告午前11時16分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今、与那原町と意見交換をしたのも、まずは実際に先行的にそういった話合いが進んでいる町の、実際に情報収集が目的ですので、またそういう情報収集が目的であるということで御理解頂ければと思います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時17分)                              (再開宣告午前11時17分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 2月の、事務方が実際に意見を聞かせていただいたときに、3町の考え方として、また糸満市が広域化に入ることについては全くないというふうなことではないと思うというふうな回答を得ております。 ◆17番(金城敦議員) ちょっと怪しい答弁でしたがよろしいです。では、もう一回、南風原町で広域での建設は諦めたという情報があるんですが、それは聞いていますか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えします。 聞いておりません。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。どこの市町村も広域連携でやるのは難しいということで、どこも、それはやらないという方向に向いているということを私たちは聞いております。糸満市だけが自分たちだけで広域をやろうという、この計画を止めようとしているのは大変おかしいことなんです。そして広域連携と言いながら、豊見城市、あるいは南城市とか、そういったところの話もないで、なぜ南風原町、与那原町、八重瀬町と言ったのか。豊見城とはどうなっているのかとかですね、そういうのもなくて広域ということは話題に出るだけでも私たちとしては理解ができません。では、次の質問をします。 糸満市議会では、これまでの議会の中で、できれば市内の各学校に給食室を設置してくれとか、最低でも2か所欲しい、そういったことが議員の中での議論はありましたが、広域連携の議論はこれまで一度もなかったと思いますが、それはどうですか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 今、議員がおっしゃったように、12月定例会にそういった広域化というふうな言葉が出てきて、これまで私が調べた範囲では、議員がおっしゃるように、各学校でというふうなものと、最低でも2か所に分けてという、共同調理場があれば、安全性が確保されるんじゃないかというふうな、そういったものは認識しております。 ◆17番(金城敦議員) そうですよね、議員誰も、広域でやるというのが誰も望んでいないんですよ。それをなぜ今頃になって、市長部局かどうか知らないんですけれども、こういうのが出てくるのは、給食センターを造りたくないのか、それとも別に何か思いがあるのか。あるいは別の土地のところにしてくれとか。そういう思いがあって、そういうふうに先延ばしをしようとしているのか、そういうふうにしか見えません。次の質問に行きます。 糸満市立学校給食センター基本計画書が策定されていますよね。その策定した根拠というのはどういうことですか、教えてください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時21分)                              (再開宣告午前11時22分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会が設置された目的になりますけれども、市内小学校及び中学校の調理・配送等を行う糸満市立学校給食センターが老朽化し、また、学校給食法の法定基準を満たさなくなっていることから、児童生徒に安全で安心な給食の提供が行える施設の建て替え事業を円滑に推進するため、糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会を設置するというふうな形の目的で設置されております。 ◆17番(金城敦議員) そうですよね。それでやっております。今まで、各議員がこの三、四年ぐらい、毎回早く給食センターを造ってくれという、この議会の場で全員からあったぐらいの要望なんですよ。それが今、止まるということが本当に理解できません。ではお聞きします。あの基本計画に使った予算は幾らでしたか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 委託料を含めて、約800万円になります。 ◆17番(金城敦議員) 800万円もかかって検討委員会をつくって策定させたということでありますよね。それでお聞きします。この糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会は何人で構成されていますか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時24分)                              (再開宣告午前11時24分)
    ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 学識経験者、保護者代表、校長会代表、さらに市役所代表、教育委員会代表、栄養士含めて12名になります。 ◆17番(金城敦議員) 12名で検討委員会は何回行われたのかお聞きします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 合計4回になります。 ◆17番(金城敦議員) ちょっと前後しますが、検討委員会はいつできたのかお聞きします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時25分)                              (再開宣告午前11時25分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 平成30年11月26日に開催されております。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。その検討委員会が、糸満市立学校給食センター基本計画書を策定したのは、出来上がったのはいつですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時25分)                              (再開宣告午前11時26分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 計画書が策定されたのが令和2年3月になります。 ◆17番(金城敦議員) じゃあ、今、検討委員会は4回の会議を重ねたということですが、検討委員会の議事録を我々が見ることはできますか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時26分)                              (再開宣告午前11時27分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 この議事録につきましては、公文書でございますので、市の情報公開の制度に沿って開示することが可能になります。 ◆17番(金城敦議員) じゃあ、それを出せば可能ということですね。ではお聞きします。その検討委員会の中で、広域連携の議題とかはなかったですか。それを話し合ったことは。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時28分)                              (再開宣告午前11時45分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今急いで議事録を確認したんですけれども、確認できた範囲でということで御理解頂きたいと思います。この中に、広域という文言は今のところ確認できないんですが、合同建設とか、この市町村で合同でやろうという形の文言がございまして、結果的に教育委員会は単独でやりたいというものが記載されているんですが、その結論としてというふうな形で、結論の文言が今確認できないような状況ではあります。ただ、そういった合同建設とか合同で提案されているような文言があって、教育委員会としては単独でやりたいという文言があって、最終的には結論がまだ確認できていない状況です。以上です。 ◆17番(金城敦議員) 今、聞いてですね、単独でやりたいというだけで広域連携はやりたくないという、決定しているということなんですよ、これは。私は、これはないというんだったら、なぜなかったのかと聞こうと思っていました。私もちょっと検討委員会の方から聞いたんですけれども、そこでも、検討委員会の中でも、これは会議録にも載っていないかもしれませんけれども、広域連携はなじまない、そういう決定でやったというふうに聞いております。今の答えはそういうことですよね。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時47分)                              (再開宣告午前11時47分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今、議員がおっしゃるように検討委員会で先ほど述べたように、広域化の文言は確認できず、合同建設とか近隣市町村でというふうな形でやってきましたが、結果的に基本計画の中に広域という言葉はございませんので、そういった意向で検討委員会がこのような策定をされたというふうに理解しています。 ◆17番(金城敦議員) 分からないけど、分かりました。やはり誰が考えても給食センターというのは広域でやるのは無理なんですよ。誰も、そう思っていると思います。なぜそれを今頃からぶり返したのか、ちょっとそれが考えられないので、その辺をまた後で聞きたいと思いますが、ちょっと糸満市に聞きたいのがあるんですけれども、糸満市では検討委員会やまた審議会等での答申というのはどういう位置にあるんですか。これは守らなくてもいいとか、答申はどういう位置なのかお聞かせください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時48分)                              (再開宣告午前11時51分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 一般的に答申というものにつきましては、附属機関条例とか、規定されている委員会に対して市長のほうが諮問をいたしまして、それに対してその委員会が検討して答申が行われる。その答申された内容については、市長はその意見を尊重しなければならないというふうに考えております。ただ、今回の教育委員会の基本計画につきましては、その市長からの諮問、それから答申という形の計画ではないというふうなことで認識しております。 ◆17番(金城敦議員) じゃあ、その検討委員会の意見は市長は尊重しなくてもいいという考えでいいですか。 ◎総務部長(福元信美) この検討委員会というのがそういった組織ではないということではありますが、ただ、給食センターの建設に関しまして、基本的な計画を立てるということにつきましては、その内容につきましては、やはり尊重しなければいけないと思いますが、御指摘のような諮問、答申という形の流れは取っていないということであります。 ◆17番(金城敦議員) またこれも納得いかないですね。じゃあ、何のためにお金をかけて検討委員会をつくるのか、つくってから答申させるのか。尊重してもらわないとやった意味がありません。それはどう考えますか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) ただいまの御質問にお答えいたします。 教育委員会としては、計4回の検討委員会で審議され、策定されて、その後、庁議で議案として承認されておりますから、そういった部分で、現在の給食センターの課題や方向性が示されているということから、大変尊重しております。先ほど総務部長がおっしゃったように尊重していると。ただ、今、民間活用とか広域化とかというものは、先ほど述べたように多額の費用がかかりますので、そういった部分で実効性のある、本当に子供たちにとっていい給食センターを建設したいという思いからですので、そういった部分で御理解頂ければと思います。 ◆17番(金城敦議員) 理解したいんですけれども、理解できないんですよ。検討委員会の中でも予算がかかるというのは、もうされているんですよ。検討委員会は資料を見ていますよね、誰が見てもすぐ分かりますよ。金もこれだけかかる、30億円、40億円近くかかるということですから、それは当たり前のことなんですよ。教育長と指導部長、私が今、厳しいことを言っていると思いますが、私は市民、児童生徒のことを考えて、みんなの代弁と思って今質問していますので怒ってはいないですから、聞かせてください。次に行きます。 12月定例会で教育長は、今後糸満市の児童生徒に食の安全を踏まえた食の提供ができるようにやっていきたい。ただし、一方で大変大きな金額がかかるものですので、そこを吟味しているということで御理解頂きたいと思いますと、もっともらしいことを答弁されておりますが、そういうことのために検討委員会の皆様が吟味をした結果が、糸満市立学校給食センター基本計画書という形で出来上がっています。教育長は、検討委員会の皆様のこのような答申を否定しているのですか。お聞かせください。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 4回の会議を開いて、市立学校給食センター基本計画書を審議して、計画書をつくり上げているということで、内容を見ても今後に向けて意義ある検討がなされている基本計画書であるというふうに理解しております。ですから、この基本計画書を踏まえながら、今後の、実際上の場所選定、あるいは第5次総合計画に来るPFIの今後の活用、大きな規模の、センター等の大きな規模の建築に関してはPFIと民間を活用していこうという、第5次総合計画にも打ち出されていますので、そんな意味で第5次総合計画との整合性を踏まえて、また30年、35年先の本当に大きな事業ですので、ここはやっぱり、今この期間をもう少し精査する。そして尊重しながら、法令等もしっかり見ていきながら、進入路あるいは農道があると、そこにさとうきびを積んでいるトラックとかがないかとか排水とか、いろんなものを勘案しないといけないというふうに思っていますので、早急に建築は必要だと。そしてこの基本的なことも尊重し、やっていくということには変わりはないです。ですから、そのように対応していきたいと思っています。 ◆17番(金城敦議員) ですから、今の教育長の答えは検討委員会のことを否定しているんですよ。検討委員会があんなに、こんなにたくさん決めてきたんですよ。それで第5次総合計画でこれは違うということでまた直そうとしているんですよ。そういうことはですね、今皆さんは、検討委員会の答申を否定しているんですよ。それはそう思いませんか。次の質問に行きます。 この給食センター基本計画検討委員会の皆様もですね、給食センター建設の凍結、立ち止まることに賛成しているんですか、お聞きします。 ◎教育長(幸地政行) 今、基本計画の凍結というお言葉がありましたけれども、凍結とは捉えておりませんので、あくまでもこの基本計画を尊重しながら、そこに書かれていることを踏まえて、でも精査するところ、本当にあると思います。そこを法令等を遵守しながら、検討していきながら、民活、繰り返しになりますけれども、それを踏まえてやっていくということで凍結するという考えではありません。委員の皆様においての今後の対応、基本計画については、今話したとおりのことを伝えられればと思っております。以上です。 ◆17番(金城敦議員) 凍結も、立ち止まりも私は変わらないと思います、今のやり方を見ているとですね。そういうのであれば、立ち止まりにしますが、これから説明して、これだけやってきた検討委員会の皆さんが、いや、絶対やれということになればですね、それは進めますか、お聞きします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) ただいまの御質問にお答えいたします。 先ほど教育長の答弁のほうにもございましたが、検討委員会の方々のこれまでの労力も含めてという形で尊重させていただくのと、今後はという形で、凍結とか立ち止まるとかではなく、並行して、実際に現候補地の接道ですか、道路に関してとか排水に関してとかというふうな形のものも調査しながら、そこに民間活用も含めてという形で精査していって、レベルアップというんですか、そういった計画を推進しながらもPFIとか民間活用もという形で推進していくという形の考え方でございます。 ◆17番(金城敦議員) 12月定例会には立ち止まるときれいに言っているんですよ、立ち止まると。だからそれを、その立ち止まることを検討委員会の皆様は賛成しているのか。もし、検討委員会の皆様が、いや、こんなことはできないよと言われたときには、検討委員会の皆さんの計画どおり進めていくのかというのを聞いているので、後からの排水とかそんなのは、それは基本計画をつくってからの問題ですから、そんなのは今聞いていません。どうですか、検討委員会の皆さんからの意見。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、実際に検討委員会の皆様にはこのような内容を諮っておりません。教育委員会の配慮が足りなかったというふうに反省もしております。今後、検討委員会の皆様方には丁寧に御説明をさせていただきたいなというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 検討委員会の皆さんは大変かわいそうですよ。自分たちがこんなに一生懸命つくってきた基本計画を、自分たちが知らない間に、いつの間にか糸満市で立ち止まる、造らないみたいに進んでいるということを、じゃあ今、分かっていないということですよね。そんなことがあっていいのか。皆さんどう思いますか、市長。そんなことがあっていいんですか、検討委員会がつくったのを否定することが。ちょっとお聞かせください。市長に聞いています。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問に答えさせていただきます。 議員がおっしゃったように、本当に検討委員会の皆様に、この内容を諮っていないというのは大変に反省しております。先ほども申しましたように、今後はという形で並行しながら、実際に給食センターの実効性ある建設に向けてという形で精査しながら、基本計画をベースに進めていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) それは分かりました。それはすぐ進めるということですか、立ち止まるんですか、また。検討委員会の皆さんは立ち止まるということは一つもないですから、すぐ進めるということで、そういうふうに理解して私はいいのかな、どうですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時03分)                              (再開宣告午後0時04分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほど来、教育委員会のほうから答弁がありましたけれども、まず基本計画を尊重するという形で次のステップアップを図りたいと。その中で先ほども教育委員会のほうから答弁もありましたけれども、事業費をまず、30億円という大きな事業費を要します。その中で民間活力、PFIも含めて、あるいは広域化も含めてあらゆる面から検討していきたいと。それと含めて、その基本計画の末のほうにあるんですが、各種法令の遵守というのがございます。これ例えば、各種遵守すべき法令等というのがございます。その中で都市計画法であったり、あるいは建築基準法、これは給食センターの場合は約9,000平米ですかね。その辺の敷地の大きな開発になりますので、それからいくと都市計画法でいう開発行為を行う場合、接道というのが非常に問題になります。これが今、我々の調べている段階で約9メートルの幅員の道路が接しなければ開発はできないと。あるいはこれは建築基準法で排水の処理ですね、こういう大きな面積を開発した場合、排水の処理をどうするのか。その辺を含めてこの基本計画に従って、レベルアップを図りたいというふうに、次年度はそういう調査を行っていきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 企画開発部長、それはもっともらしいことを言っているんですよ。それは基本計画を進める中だけじゃなくて、基本計画や基本設計が始まった段階でやることであって、今ここであれすることではないんですよ、誰でも分かりますよ、それは。なぜ今そんなことを言うんですか。じゃあ、市長にお聞きします。ほかのものはいいです、PFIとかそんなのはいいです。一つだけですね、検討委員会がこれだけ検討した結果、出している計画を、それが半年もたたないうちに否定するということは、市長、これでいいんですか。糸満市はこういうものですか、お聞かせください。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えします。 この計画書を否定しているわけではないということは、先ほどから教育委員会からもお話があったとおりでございます。 ◆17番(金城敦議員) 否定していないということですね、皆さんが言っているPFIとかは全部検討されているんですよ。工事費を全部検討されているんです、いろんな法令も。その中で、そうやった中でそれを半年もたたないうちに延ばすというのは否定しているのと全く同じなんですよ。ぜひ考え直して、早く造るようにしてください。じゃあ、次の質問に行きます。ちょっと休憩をお願いします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時07分)                              (再開宣告午後0時08分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 令和3年度の新年度予算で1,000万円の調査費がありますが、これ以上何のために調査をするんですか、お聞かせください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時08分)                              (再開宣告午後0時08分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 新年度に予定しております学校給食センターPFI導入等可能性調査事業の中で、令和2年3月に策定した糸満市立学校給食センター基本計画書で示されているPFI導入可能性調査や施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査など、基本計画のレベルアップを行うとともに、広域化等を検討し、学校給食センターの効率的、効果的な整備方針、運営について調査を行う予定でございます。 ◆17番(金城敦議員) その調査費の内容というのは今のことですか。もう一度、調査費の内容を教えてもらえますか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 先ほど言ったとおりでございまして、事業費のPFI導入についての検討、あるいは整備に当たって、先ほど説明した各種法令の遵守に対しての調査、その辺を行いたいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) PFIとかレベルアップとか、もっともらしいことをまた言っているんですが、広域のことはやらないんですか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、広域化も含めて検討したいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) 1,000万円あります。もう1回、検討委員会を立ち上げるつもりですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時10分)                              (再開宣告午後0時11分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 今回の調査に当たっては、できるだけ多くの意見を聞きたいと思っておりますので、検討委員会の立上げを予定しております。 ◆17番(金城敦議員) そこなんですよね。前の検討委員会のことを否定していると全く同じことなんですよ。無視するということですか、彼らは。聞かせてもらえますか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 決して無視とか云々じゃなくて、基本計画のレベルアップと、要するに次のステップに行く段階の調査でございます。 ◆17番(金城敦議員) いろんな検討委員会をする中で、そういうことをやることなんですか、お聞きします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時12分)                              (再開宣告午後0時12分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほども説明したんですが、これは基本計画の中で示されている課題事項、その辺については少し詳細に調査したいと。それに基づいて、次のステップの段階に移りたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 何のためにですか、お聞かせください。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、30億円という事業費が示されております。その中でPFIを入れたほうが有利なのかどうか。あるいはランニングコストも含めて検討したいと思っております。それとあと、先ほども答弁しましたが、これ実際、建築となる場合、いろんな法令を、さっき説明した都市計画法であったり、建築基準法、それの法令を守っていかないといけないと。その辺をクリアするための課題ですね、例えば道路整備に幾らかかるんだとか、その辺についても調査をしていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) 何かこじつけみたいにしか聞こえないですけれどもね。検討委員会の中では、PFI方式等を調査検討するには事業期間が長期間になる可能性が高いため、事務手続に係る費用が増加すると答申されているんですよ。そうなるとですね、今からこのPFIを考えたりすると相当な時間がかかるんですよ。かからないでできますか、お聞かせください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時14分)                              (再開宣告午後0時14分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほど来、答弁しておりますが、30億円という大きな事業費を要します。その中でいろいろ検討が必要だと思っております。特にこの施設についての事業費は出されておりますが、それに付随する、排水の問題、道路の問題、それらの事業費についても調査する必要がございますので、その辺を次年度の予算できっちり調査したいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) 私が聞いているのは、PFIを導入すると、長期間かかる、事務手続的にも費用がかかる、それを皆さんはじゃあ何年でできるんですか、お聞かせください。 ◎企画開発部長徳元弘明) PFIについても次年度調査しますが、PFIというのがこの糸満市の給食センターでできるのかどうか。希望する事業者がいるのかどうかも含めて検討したいと。その中で若干延びるかとは思うんですが、できるだけ早く整備できる方向で進めていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) じゃあ、今、PFIを導入してもいいという事業者があるのかお聞きします。打診があるのか聞きます。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 これは次年度の調査の中で専門のコンサルタントを通して、その辺の打診をしていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) 何となくですね、打診があったからその人たちのためにもう1回調査しようという形が見えるような気がするんですが、PFI方式というのは県内ではどこもないですよね。それは県内ではPFIがなじまないからです。今、本土のほうに行けばあると思いますが、調査するということは本土のほうまで調査しに行く予定なんですか、お聞かせください。 ◎企画開発部長徳元弘明) 議員の再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように県内での事例はないんですが、与那原町あるいは南風原町、八重瀬町ですか。広域連携で取り組もうとしている町についても、次年度からはPFIを検討するというふうに聞いておりますし、県外については今はインターネット等もございますので、その辺で資料は取れると思いますし、また今回、委託については少しこのPFIの専門、知見のあるコンサルタントに委託を考えております。その辺の中でこの資料は十分提供できるものだと考えております。 ◆17番(金城敦議員) もう一度、検討委員会を開くと言っていましたが、今なぜ、教育委員会から政策推進課に移るのか、ちょっとこれも分からないんですよね。それをまた後で聞きたいと思いますが、そういう部分ですね、今教育委員会に能力がないというのはおかしいんですが、人がいないとか、教育委員会ではできないから皆さんのところに行くんですか。お聞かせください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時18分)                              (再開宣告午後0時18分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 今回の新しい第5次総合計画、その中で持続可能な安定した財政基盤の確立という項目がございます。その中でPFI等の推進が上げられていますので、今後市としては、大きな事業については、今後民間連携も検討していきたいと。その中で企画が引き受けた根拠といたしましては、まず今後の給食センターだけではなくて、今後、大きな事業がある場合にはPFIの活用、導入、その辺をまず指針をつくりたいというように考えております。その指針の中で今回の給食センターも含めて検討していきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) PFIもそういうふうに上げられていると言いますが、それを皆さん上げたんですよ。聞きますよ。部長も検討委員会の委員ではなかったんですか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 私も委員でございました。 ◆17番(金城敦議員) じゃあ、なぜそのときにそういう話しをしなかったのか。なぜ今頃になってこういうふうに言うのか。だからその辺がいろいろ否定していると思われるんですよ。あなたはじゃあ、委員であって、そこでこういう話をしたんですか、お聞きします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 基本計画の策定の中で、PFIのお話が出ております。それでこの先ほど言った、各種法令の遵守ということは次のステップかなと理解をしておりました。それで基本計画の末尾のほうに添付をされているんですよね。 ◆17番(金城敦議員) じゃあ、PFIはそのようにして、関係法令だけをやればいいんじゃないですか。もう時間がないので、また次に誰かにお願いします。 市長、市長は、平成30年9月定例会、そのとき議員でありました。一般質問で給食センター老朽化による移転改築について、ア、同センターの現状をどのように認識しているのか伺う。イ、食の安全性について伺う。ウ、早急に移転改築を行う必要がある。検討委員会の進捗状況を伺うと質問していますが、覚えておりますか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えします。 質問した経緯はあります。内容に関しては、今議事録がないので答弁できません。 ◆17番(金城敦議員) 覚えていなければ私のほうで言いましょうね。「指導部長ありがとうございました。食に関してはいろいろ問題が出てきていますので、子供たちの健やかな成長を願う保護者の一人としては、ぜひとも早期に移転改築し、食の安全提供に取り組んで頂きたいと思います。スピード感を持って、市の対応をお願いしたいと思います。」と発言しています。市長、今も同じ考えなんですよね、お聞かせください。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 検討委員会の計画書が出ています。それも含めて早急にできるように、これから取り組んでいきたいと思っています。 ◆17番(金城敦議員) 早急にということは、前の計画のままやることが一番の早急なんです。ぜひですね、立ち止まることはやめて、前に進んでもらえませんか。市民も待ち望んでいます。それから教育長、私が思うには、学校現場をよく知っておられる教育委員会の皆様、あるいは学校現場の先生方は給食センターの早期完成を全員が望んでいると思います。これまで幾度となく給食センターで虫が混入したり、部品の鉄くず等が混入して子供たちの食の安全が脅かされています。そのたびに教育長をはじめ、部長、課長、職員の皆様が、私たち議員、市民あるいは新聞等で謝罪をしております。私は、もうあのような謝罪は見たくありません。誰もそうだと思います。老朽化が進んでいる学校給食センターを設備の修繕をしながら使用していくと、また同じことが起こります。誰が責任を取るのか。教育長、お聞きします。今の職を賭してでも給食センター建設を早期に進めるという強い気持ちはないかお聞かせください。 ◎教育長(幸地政行) 糸満市の児童生徒においしくて、また安心安全な食を提供するというのは、教育委員会が進むべき道だと思っております。そのためには議員から今ありましたように、早期に給食センターを新築、改築していくということは必要だろうと思っておりますので、市長からもありましたように、なるべく早く諸課題をクリアしながらそこに向けてできるようにやっていきたいと思っております。 ◆17番(金城敦議員) 教育長、気持ちを込めてもう決めてですね、こっち側から何を言われてもやりますということでやってください。お願いします。市長、市長はこれまで、議員時代から今でも毎朝子供たちの交通安全指導、朝の挨拶等、子供たちの教育に、またPTA活動も熱心に頑張っていると聞いておりました。そういったところは私も大変評価をしております。議員のときから老朽化が進む学校給食センターの早期建設を望んでいたと思います。総務委員会において、給食センターの視察、給食の体験等もしていると思います。子供たちのことを考える、市民に寄り添う市長であれば、すぐにでも進めるべきことではないでしょうか。なぜ立ち止まり、先延ばしにするのか理解ができません。また市長は、令和3年度の施政方針で、前市長の打ち出した事業をさらに発展させると公言しております。糸満市立学校給食センター建設こそが、発展させる事業ではないでしょうか。市民に寄り添う市長でありますので、児童生徒の食の安全性のためにも、すぐにでも工事を、整備を始めてくれることを信じております。 時間がないので、この1件しかできませんでしたが、これで私の一般質問を終わります。以上です。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時26分)                              (再開宣告午後1時41分) ○副議長(金城敦) 再開いたします。 ◆1番(玉村清議員) 本会議場におられる皆様こんにちは。午後一番の一般質問を行います。昨今新型コロナウイルス感染症が世界各国で蔓延しています。今年、日本で開催される東京オリンピック・パラリンピックが予定どおり開催されることを期待しています。オリンピック・パラリンピックが行われることにより、日本国民が自宅でラジオやテレビを観戦し、新規感染者がいなくなり、収束につながるよう、いい条件になればと思っております。一日も早くワクチン接種を行い、新型コロナウイルス感染症が収束することを願っております。それでは一般質問通告書に従い、質問を行います。よろしくお願いいたします。 件名1、コミュニティセンター建設助成事業について。字糸満市内ではコミュニティー施設がない自治会は新島区と上之平区がないと思いますが、そこでお伺いいたします。小項目1、コミュニティセンター建設について。ア、どこの自治会ですかお伺いいたします。イ、建設場所はどこですか。ウ、総工事費は幾らになりますか。エ、どのような構造になりますか。オ、自治会の負担金は幾らになりますか。 件名2、糸満幼稚園の解体について。小項目1、跡利用の計画はありますか。 小項目2、代替地の考えはないですか。 小項目1の跡利用についてですが、糸満幼稚園跡地近くには老人世帯が多く、老人や若い人たちが集まる場所がないので、地域の人が集まる場所をつくってほしいと思います。例えば多目的施設、あるいは防災施設、防災備蓄倉庫などはどうでしょうか。よろしくお願いいたします。 件名3、老人クラブの対応について。小項目1、糸満市内の自治会の数を伺う。 小項目2、そのうちで老人クラブは何か所活動していますか、お聞きします。 小項目3、令和3年度の予算で老人クラブ対応費が減額になった理由を伺う。 以上、演壇での質問を終わり、あとは質問席より再質問します。よろしくお願いします。 ◎市長(當銘真栄) 玉村清議員御質問、件名1、コミュニティセンター建設助成事業について。小項目1、コミュニティセンター建設について。アからオまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、自治会名は新島区自治会を予定しております。 次にイ、建設場所については、山巓毛公園の多目的広場の一部を予定しています。 次にウ、総工費については、新島区自治会に確認したところ、2,782万2,000円を予定しているところです。 次にエ、施設の構造については、鉄筋コンクリート造り平屋で、延べ床面積は114.81平米を予定しているところです。 最後にオ、自治会の負担金額は約982万円を予定しています。 その他の質問につきましては、教育長及び担当部長より答弁をさせていただきます。
    ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名2、糸満幼稚園の解体について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、糸満幼稚園の園舎については、跡利用を検討するために、令和元年度に建物の耐震診断を行った結果、耐震性がないことが判明したため、跡利用をせずに解体撤去の判断をしました。 小項目2、代替地の考えはないかについては、教育委員会では代替地としての考えはありません。園舎解体後は更地の状態で、市長部局へ引き継ぐ予定であります。 ◎福祉部長(平田徳明) 御質問、件名3、老人クラブの対応について。小項目1から3について順にお答えいたします。 小項目1及び2の糸満市の自治会数と老人クラブ数については、令和2年度の自治会数は69であり、そのうち老人クラブ補助金の交付申請があるのは11団体です。 次に小項目3、令和3年度の老人クラブ対応費の予算が減額になったことについては、老人クラブ活動助成事業補助金は、1団体当たり4万3,200円を上限に交付しており、補助金を申請する単位老人クラブ数が減ったことによる予算額の減となっています。 ◆1番(玉村清議員) 順次再質問いたします。 新島区のコミュニティセンター建設ですけれども、何年か前にも、私はこの防災施設関係で新島区の公民館の要請をしたことがあります。そこで今回、立派なコミュニティー施設ができるということは大変喜ばしいことではあります。そこで昨今、コロナ禍で給付金とか借入金が約500万円ぐらいありますけれども、それ以上にこの負担金が増える可能性はないですか、お聞きします。 ○副議長(金城敦) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時51分)                              (再開宣告午後1時54分) ○副議長(金城敦) 再開いたします。 ◆1番(玉村清議員) 質問を変えます。 当局から資料をもらったんですけれども、じゃあ、補助金の額と市からの補助、自治会の持分を教えてください。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 補助金の額は、総額1,800万円を予定しており、1,500万円が宝くじ助成事業補助金、300万円が糸満市自治公民館建設補助金となっております。なお、自治会の負担額の内訳については自治会の問題であり、答弁を差し控えさせていただきます。 ◆1番(玉村清議員) この建設費が約2,800万円近く、2,782万2,000円、約2,800万円ぐらいの予算が立っていますけれども、この予算の中にテーブルとか腰かけ、放送設備、カーテンとかそういう備品も入っておりますか。 ○副議長(金城敦) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時55分)                              (再開宣告午後1時57分) ○副議長(金城敦) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁した金額の中には備品等は入っていないということでございます。 ◆1番(玉村清議員) こっちの資料を見ますと、自治会からの資料では約2,800万円、これにはそういう備品は入っていないということですけれども、備品で多分あと300万円ぐらいかかるんじゃないかなと私は思っております。そういうことで、あと1か所、上之平区がそういうコミュニティー関連の施設がないと思います。特に上之平区は今建設している、4区、5区、6区、7区、8区の人たちが利用可能なところだと思います。そこで、防災関係で、この幼稚園の跡地を防災関連の施設か、老人も若い人たちも集まるような多目的施設が計画できないか。特に向こうは高台で、防災関係には大変適している地域だと私は思っております。あの地域には、特にそういう、学校とか小学校、中学校がありますけれども、できれば幼稚園跡地にそういう防災関係か、地域の近くの人たちが避難もできるような、特に県内は台風が多いし、そこに備蓄倉庫など、特に発電関係、私のほうも自慢じゃないですけれども、選挙のときに糸満小学校に発電機を貸したこともあります。実際、私も発電機を持っていますけれども、一番そういうときに必要なのが発電機と、夏場は扇風機だと思います。できるだけ、そういう近くに防災関係、発電機とか水、扇風機ですね、そういうのを準備できるような防災倉庫でもいいし、こういうものの利用を考えてほしいと思います。 あと老人会の対応費が減ったということですけれども、私も老人会の役員をしていますけれども、今回50周年を迎えます。新屋敷区もこの50周年を祝うために写真の準備をしていますけれども、今回何でこの対応費のことを聞いているかといいますと、150万円ぐらいですか、新屋敷区が考えている予算が。そこで、今、会員が新屋敷区では100名余りいます。その中で1人当たり年間2,000円の会費を徴収しています。その中に糸老連に1,500円、区に入るのは500円です。この予算では到底50周年事業をやっていけないということで、もし、今、自治会が11団体しか加盟していない。新屋敷も2か年ぐらいもし抜けられたら、抜けて年間20万円ぐらいの予算がつくれますので、あと1年、2年、その糸老連の会費を50周年に回せないかと役員の中では話が出ています。そういうことでお聞きします。老人会が一時一番多かったのは何年頃ですか。分かるんでしたらね、今、こういうふうに11団体と衰退していますけれども、老人会が一番活動していた時期というのは何年ぐらい前ですか、お聞きします。 ◎福祉部長(平田徳明) 再質問にお答えします。 老人クラブが一番多い時期はいつだったかという御質問ですが、今手元に資料がないのでお答えはできませんが、現在、先ほども答弁しました11団体ということです。以上です。 ◆1番(玉村清議員) この11団体で、会員数が分かっていたら教えてください。 ◎福祉部長(平田徳明) 再質問にお答えします。 会員数についても、今現在、資料が手元にないですのでお答えできません。 ◆1番(玉村清議員) 多分、新屋敷区が老人会を抜ければ、大変痛手を受けるのは糸老連だと思います。だからそういうことで、今回も区の対応費で新屋敷区は4万3,200円、私が早合点して、今回の質問に4万3,200円が入っていないと思ったんですよ。そうではなくて、自治会の予算がコロナ禍でまだ入っていないと、聞いてみたらそのことでした。私に来るから、多分、市のことだと思って、私は早合点して、各自治会にある予算が削られたのかなと思って質問したんですけれども、役所の4万3,200円は例年どおりあるわけですよね。どうもありがとうございました。 以上です。これで私の質問を終わります。 ◆3番(上原勝議員) 皆さんこんにちは。今日で42歳を終え、明日から43歳を迎えます。いい答弁を引き出せるように精いっぱい頑張っていきたいと思います。それでは通告書に従いまして、一般質問を行います。 件名1、新型コロナウイルスワクチン接種について。小項目1、厚生労働省のホームページによると、接種を受けることは強制ではありません。接種を受ける同意がある場合に限り接種が行われます。予防接種を受ける方には予防接種による感染症予防効果と副反応リスクの双方について理解した上で、自らの意志で受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありませんと記載されています。そこで伺う。ア、市の見解を伺う。イ、市の対応策を伺う。 小項目2、職場の周りの方などに接種を強制したり、差別的な扱いをすることがないようにお願いしますと記載されています。そこで伺う。ア、市の見解を伺う。イ、市の対応策を伺う。 小項目3、子供はワクチン接種を受けることができるか伺う。 件名2、新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドラインの改訂について。小項目1、文部科学省のホームページによると、新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドラインが令和3年2月19日付で改訂され、(5)学校安全の確保の項目において「新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学校教育活動においては、児童生徒等及び教職員は、基本的には常時マスクを着用することが望ましいと考えられるところ、気候の状況等により、熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は、換気や児童生徒等の間に十分な距離を保つなどの配慮をした上で、マスクを外すよう対応する。なお、体育の授業及び運動部活動におけるマスク着用の必要はないが、感染リスクを避けるためには、児童生徒の間隔を十分に確保するなどの取扱いをする。」という文言が省略されています。そこで伺う。ア、教育委員会としての見解を伺う。イ、教育委員会の対応策を伺う。 件名3、保育行政について。小項目1、糸満市子ども・子育て会議の目的を伺う。 小項目2、保育関係者との定期的な意見交換の場があると思うが、どのくらいのペースで行われているか。またどのような会議運営(議事録等)が行われているか伺う。 小項目3、認可外保育施設に対する糸満市保育士資格取得支援事業補助金を3月補正予算で一度取下げを検討した理由とその後の対応について伺う。 小項目4、次年度の保育士不足解消に向けた対策について伺う。 件名4、糸満市新型コロナウイルス感染症防止等に関する緊急対策事業(第7弾)について。小項目1、糸満市内事業者支援給付金事業について伺う。ア、目的、対象事業者、給付内容、予算規模を伺う。イ、予算(一般財源・交付金)の内訳を伺う。 件名5、糸満市立学校給食センター基本計画について。小項目1、令和6年度給食センター稼働までの整備計画について。ア、令和3年度以降の整備スケジュールについて、年次ごとに伺う。 件名6、南部病院跡地利用について。小項目1、老朽化した旧南部病院が取り壊され、更地になる時期はいつ頃を予定しているか伺う。 小項目2、県としては南部病院跡地利用の計画があるのか伺う。 以上、壇上での質問を終え、市当局の答弁を聞いて質問席より再質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) 上原勝議員御質問、件名3、保育行政について。小項目4についてお答えいたします。 小項目4、次年度の保育士不足解消に向けた対策については、本市では対策として、保育補助者雇上強化事業、保育体制強化事業、保育士正規雇用化促進事業、保育園等におけるICT化推進事業、保育士試験対策講座の実施により、保育士の離職防止や確保に努めております。また、令和3年度においては、保育士の奨学金返済支援事業を実施する予定で調整しております。これは保育士養成校を卒業して5年以内の者で、市内の保育施設等で常勤勤務している者の奨学金返済費用を月額1万円まで、通算24か月分を補助するものであります。同事業は、沖縄県初の先駆的な取組であり、これらを実施して保育士不足解消に努めてまいります。 その他の質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名5、糸満市立学校給食センター基本計画について。小項目1、令和6年度給食センター稼働までの整備計画について。ア、令和3年度以降の整備スケジュールについてお答えいたします。 令和3年度以降の年次ごと整備スケジュールについては、糸満市立学校給食センター基本計画書は令和2年3月に策定され、令和2年から順次、用地交渉、基本設計、実施設計、建設工事と供用開始が令和6年を予定しておりました。現在、糸満市立学校給食センター整備につきましては、この基本計画を市長部局と連携しながら、令和2年3月に策定した糸満市立学校給食センター基本計画書で示されているPFI導入可能性調査や施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査など、基本計画のレベルアップを行うとともに広域化等を含めて検討し、学校給食センターの効率的、効果的な施設整備、運営について調査研究を行う予定であります。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名1、新型コロナウイルスワクチン接種について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、厚生労働省ホームページ記事に関することについて。ア、市の見解については、厚生労働省ホームページへ掲載されているとおり、今回のワクチン接種は予防接種法における臨時接種となっており、接種を受けることは強制ではなく努力義務とされています。また、ワクチン接種を受けるには、定期の予防接種と同様、予診票の同意欄に署名が必要となりますので、強制的に接種されるものではないと考えております。 次にイ、市の対応策については、今後、国や県からの通知や情報に基づき、ワクチン接種による発症予防や重症化予防の効果と副反応のリスクについて理解した上で、自らの意思で接種していただくよう市民へ正確な情報を提供していくよう努めてまいります。 小項目2、職場の周りの方などに接種を強制したり、差別的な扱いをすることがないようにとの記載について。ア、市の見解については、接種を強制したり、差別的な扱いをすることがないように努めなければならないと考えております。 次にイ、市の対応策について。市民の方々に対しては、ワクチン接種に関する差別的な扱いが行われることがないよう、正しい知識や情報を市のホームページなどで周知してまいります。 最後に小項目3、子供へのワクチン接種については、国が示す接種の対象者外であり、また現時点で薬事承認されたワクチンの接種対象者が16歳以上の者に行うとされているため、現時点では16歳に満たない方はワクチン接種の対象にはなりません。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 御質問、件名2、新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドラインの改訂について。小項目1、マスク着用の省略、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、マスク着用についての記載の省略、ア、教育委員会としての見解については、令和3年2月19日、文部科学省から発出された「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドラインの改訂について」の通知には、議員御指摘のとおり、マスク着用に関する記載が削除されております。しかし、本通知にはこのガイドラインに示すもののほか、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルその他の方法により別途示すと記載されており、衛生管理マニュアルでは身体的距離が十分取れないときはマスクを着用するべきとあります。以上のことから、教育委員会としては従来どおり、基本的にマスク着用は必要であり、熱中症対応や身体的距離が十分に取れるなど、ケースに応じてマスクのつけ外しは行うものと考えております。 次にイ、教育委員会の対応策としては、糸満市教育委員会及び市内各学校では糸満市立学校感染防止対策ガイドラインを作成し、児童生徒、保護者に感染防止対策に協力を頂いております。引き続き、本ガイドラインを基にマスク着用などの感染防止策を周知してまいりたいと考えております。 ◎福祉部長(平田徳明) 御質問、件名3、保育行政について。小項目1、糸満市子ども・子育て会議の目的についてお答えいたします。 糸満市子ども・子育て会議は、子ども・子育て支援法第77条第1項に掲げる事務を処理することを目的に、本市の附属機関として設置しております。 御質問、件名3、保育行政について。小項目2及び3について順にお答えいたします。小項目2、保育関係者との意見交換会のペースと会議の運営については、糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会、略して法人園長会や認可外保育施設園長会がそれぞれ月に1回定例の会議を開いており、保育こども園課で会議室などを予約しています。基本的にそれぞれの園長会が主催する会議であり、会議録等の会議運営についての掌握はしておりません。保育こども園課の職員は必要に応じ会議に出席し、事業の内容説明や質問の回答、それから連絡事項の確認などを行っております。 小項目3、糸満市保育士資格取得支援事業補助金を補正予算で取下げを検討した理由とその後の対応についてお答えいたします。同補助金は、保育士資格を取得するために、養成校に通っている者、通信教育を行っている者、または保育士試験に合格するための単位を取得している者を保育従事者として雇用している認可外保育施設に対して、その雇用経費の補助をするものであります。県補助金の目的である待機児童に関する問題を解消するは、待機児童が認可施設に入園することが条件であるため、認可外保育施設の認可化移行や認可外保育施設で資格を取得した保育士が認可保育園に就職する仕組みが構築されていれば、当該県補助金の目的に沿ったものであると解釈できますが、本市においては、平成29年度の保育園及び認定こども園の公募を最後に、小規模保育事業所を除く教育・保育施設の公募を行っていないこと、令和2年3月に策定した第2期糸満市子ども・子育て支援事業計画において、現在整備中の施設を除き、3歳から5歳児については量の見込みを確保方策が上回っており、新規施設の整備が必要な状況にないこと、認可外保育施設で資格を取得した保育士が認可保育園に就職する仕組みが構築されていないことなどから、待機児童解消に効果的につながっておらず、令和2年度においては県補助金を財源として、市補助金を交付するのは適当でないと判断したためでございます。しかしながら、糸満市認可外保育施設園長会からの要請を基に、県補助金交付要綱及び市補助金交付要綱等を再度検証した結果、本年度の市補助金については、県補助金を活用せず、本市の一般財源として対応することが可能との判断をしたことから、3月補正予算で保育士資格取得支援事業の歳出予算を取り下げることなく、歳入財源の組替えのみを行うこととしております。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名4、糸満市新型コロナウイルス感染症防止等に関する緊急対策事業(第7弾)について。小項目1、糸満市内事業者支援給付金事業について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、目的、対象事業者、給付内容、予算規模については、目的として新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い発出された緊急事態宣言により、市民や事業者の活動が自粛され、厳しい環境にある市内の事業者等に対して事業継続を支援するため、事業者支援金を給付するものであります。対象事業者としては、市内において継続して観光関連等の事業を営む法人、個人が新型コロナウイルス感染拡大前となる2019年と比較して、事業収入が50%以上減少した月が認められた事業者について給付を行い支援します。給付内容につきましては、法人タクシー事業者1台当たり1万円、個人タクシー事業者は一律10万円、法人観光バス事業者は1台当たり2万円、宿泊事業者については、客室数が1室から10室までは10万円、11室から200室までは客室数に対して1室当たり1万円、201室以上は上限額を200万円、その他レンタカー業、代行運転業、マリンレジャー業、出店業を含むイベント業等は一律10万円を支給いたします。予算額については6,000万円であります。 次にイ、予算の内訳については、事業費6,000万円、全て地方創生臨時交付金を活用しております。 ◎企画開発部長徳元弘明) 御質問、件名6、南部病院跡地利用、小項目1及び2についてお答えします。 小項目1、老朽化した旧南部病院が取り壊され、更地になる時期については、現在、南部病院は民間が所有する建物であり、土地は沖縄県所有の土地であることから、双方で話合いが進められていると理解しております。 次に小項目2、県としての南部病院跡地利用計画については、令和3年2月16日に県病院事業局に伺い、同地の今後の利活用について確認したところ、現時点では利活用の考えはないと伺っております。 ◆3番(上原勝議員) ありがとうございます。件名1から、先ほどの答弁では強制ではないということもしっかり言っていただきました。国や県、またメディアとかいろいろコロナワクチン接種に関してどんどん推奨する動きがあって、それはそれでいいんですけれども、ちゃんとした情報を正確に届けることも大事だと思っています。強制ではないということが大事だし、それを受ける方がちゃんとした判断で、同意した上で接種していただける方向に、市としても対応策、強制ではない、また先ほど話していました予診票に小さく表示するのではなく、小さ過ぎず表示するのではなく、ある程度、強制ではないんだなというのも分かるような対策も取っていただけたらと思いますので、その辺、もう一度答弁お願いします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 市の対応策について、先ほども申し上げましたように、これから国や県からの通知、情報に基づいて、ワクチン接種による発症予防や重症化予防の効果、それと副反応リスクについて理解した上で、自らの意思で接種していただくように市民に正確な情報を提供していくように努めていくと。強制ではないということもしっかりと周知をしていきたいと思います。 ◆3番(上原勝議員) 小項目2です。私の友人で、公務員で医療従事者がいます。上司の指示というか、打つべきだということで接種したそうです。案の定やっぱり頭痛、後遺症というか出始めているそうです。私が言いたいのが、市という大きな組織の中で、例えばコロナワクチン接種に関して、例えば市長のほうから、また担当部局のほうから職員の皆様方にちゃんとした、強制ではない、打つべきだとか、そういった方向性とか、そこら辺ちゃんとしっかりしているかどうかを伺いたいと思います。ちょっと分かりますか、ニュアンスとして。組織としてですね、職員の皆様方に推奨する方向での働きかけではなくて、皆さん勉強されていると思うので大丈夫だと思いますけれども、強制でもないよと。今の事例でいうと、私の後輩、上司から言われたから接種しました。断れない状況だったそうです。そこら辺を見ると、例えば市長なり副市長なり、部長、課長が職員の方々にそういったことがないようにしてほしいと思うんですけれども、そこら辺どう考えているかお聞かせください。 ◎総務部長(福元信美) 職員に対して、コロナワクチン接種に向けての対応につきましては、今後、市の中にあるプロジェクトチーム、そちらのほうからの情報等もありますし、そちらのほうと連携しながら適切な周知をできるように検討していきたいと思っております。 ◆3番(上原勝議員) よろしくお願いします。 続いて、件名2に行きたいと思います。子供たちのマスク着用による症状、例えば皮膚のうずきとか、息苦しさ、頭痛、またせきが出やすくなるという症状で学校を休みがちになる生徒は、今のところどうでしょうか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今のところ、そういった報告はございません。 ◆3番(上原勝議員) そういった症状で学校を休む児童生徒の対応としては、学校としてはどうしていますか、伺います。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 あくまで一般的という形で聞いていただければと思いますけれども、それぞれの子供、症状がいろいろ違うと思います。例えばアレルギーを持っている子とかというものもあれば、マスクに慣れていない子もいろいろいるとは思いますが、そういったものを、本人とも、児童生徒ともしっかり話をしながら、なぜ必要なのか、さらに保護者の方々に協力を求めながらという形で、コロナウイルス感染の予防をどのようにしてやるかというふうな基本的な知識を子供たちに促しながら、そういった形でもし症状とかそういうのがあれば、養護教諭のほうと相談させたり、その上で必要があれば、マスクはというと、別の工夫されたマスクとかという形でいろいろ対応できると考えております。 ◆3番(上原勝議員) 登下校中の児童生徒のマスク着用はどういった指導を行っておりますか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 登下校中のマスク着用についてですが、先ほど答弁でも述べさせていただいたように、各学校、実際に感染防止ガイドラインがございますので、そのガイドラインに沿って、身体的距離が十分取れる場合はというふうな形で外すことも、自分の判断でという形の理解で指導を促すようにという形で各学校に周知しております。 ◆3番(上原勝議員) 私は、朝の交通安全の立哨をしています。低学年の子供たちはマスクをして登校しているのを見受けます。私の立場として、今マスクを外していいんだよと言えない部分があります。そこら辺、学校として、低学年の児童生徒に指導というか、丁寧な説明は難しいと思うんですけれども、私が見る限り、例えば走ってくるんですよ。走って渡ろうとして、もちろん安全を確認した上で誘導するんですけれども、マスクを着用して、低学年の子です。マスクを着用して、重いランドセルを背負って走っていくんです。この姿を見ると、やっぱりこの立場として、学校としてはちゃんと指導が行き届いているのかなと思ったりします。私は、あくまでも1校区の話ですけれども、全体的に低学年の子供たちはけなげに学校の先生の言うことは聞くと思いますので、マスク着用はしているんです。そこら辺ですね、行き届かない部分かもしれませんけれども、人様と接触しないところではマスクを外していいんだよという指導をしていただけないか、再度伺います。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 議員おっしゃるように、身体的距離が取れて、そういった低学年の子供もという形で配慮して、健康上、十分注意するようにというふうな形で、そういったことを校長会でも周知しながら、本当に子供たちの安全という形のものを最優先に指導ができたらなというふうな形で周知してまいりたいというふうに考えております。 ◆3番(上原勝議員) 続いて、件名3に行きます。保育行政について。小項目2です。どのくらいのペースで行われているか、またどのくらいの会議運営で行われているかという答弁では、月1回で、議事録がないと聞きました。この場は意見収集の場であって、例えば今月こういった質問があったら、翌月に市当局のほうから回答するという形のスタイルでよろしいですか。 ◎福祉部長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 月1回のペースで会議は行われているんですが、保育こども園課の職員が、必要に応じて会議に出席をして、事業の説明、それからいろんな質問等の回答、事前に質問を頂いて回答するというような形で運営をされているということで、運営主体が法人会が主体ということでの会議であります。 ◆3番(上原勝議員) 小項目3です。この理由というのは、私は法人の認可園の先生方との交流、そして認可外の先生方との交流で、この3月定例会の事前説明会では取下げをしていました。それに気づいた民生委員長の金城悟議員が御指摘をしました。その際に、もし御指摘がなければ、あくまでも仮定になってしまいますけれども、指摘しなければそのまま取り下げたまま3月の補正予算が通ったと思いますけれども、それというのは、私としては、取り下げた理由をいいように聞こえるんですけれども、あの指摘がなければ認可外の皆様方に補助金として充てていたものが消えていたんです。指摘があったから3月定例会の前に招集がかかり、取下げの理由を聞きました。これってどうかなと私はすごく思うし、あの指摘がなければきっと認可外の保育園の園長先生は困っていました。72万円の額を払わなければいけないというふうにですね、私はそれがすごく、あの指摘がなければきっと園長先生は苦労されていたし、次年度の、令和3年度に向けた認可外保育園事業に対しても、市との信頼関係がきっと薄れていたんじゃないかなと私は思います。理由は、補助金に適さないと言っていましたけれども、取り下げて、また復活させた要因の一つは、民生委員長の金城悟議員の指摘があったからだと思いますけれども、その辺はどうお考えかお聞かせください。 ◎福祉部長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 この補助金、県補助金を適用するに当たって、県補助金は該当しないと。県補助金の補助金が待機児童の解消に効果的につながっていないということと、糸満市の補助金要綱で保育士の取得事業、保育士資格取得支援事業ということで合致しない部分があったということで、何回か説明は事前に認可外の園長会のほうでもお話をしたということですが、その辺の説明が十分に伝わっていなかったところといいますか、十分にコミュニケーションができていなかった部分、それについての3月の補正で遅れて出した部分で法人の皆さんからの今回、要請書もありまして、この補助金の要綱等を再度検証した結果、今年度は市補助金の単独で支払いをするということで、今回、組替えをして支払いになったということです。 ◆3番(上原勝議員) 今年の1月の意見交換会で取下げをされたと。それで2月の意見交換会の前に、何で取下げをするんだという、そこに立ち会いをさせていただきました。市の、当局の法的な根拠を基に説明は分かるんですけれども、保育園の先生方との顔合わせは毎月やって、保育従事者は子供たちと接しているんです。スキンシップを図って、コミュニケーションをしっかり取って、相手の目を見てボディータッチもしながら、そういった保育をやっているんです。そういった方々というのは対応をですね、すごく敏感なんです。市当局の法的な根拠に基づいての取下げを言っていますけれども、保育従事者からしたら冷たく感じるんです。それは2月ですよ、2月。事前説明会がその後にありました。3月1日に、先ほども言いましたけれども、開会前に事前説明会がありました。昨日、認可外の保育園の先生方の陳情案件がありました。市の回答としてはまだ聞いておりませんが、順番がおかしくないですか。私が言いたいのは、2月の意見交換会の前では市当局の回答としては一点張りでした。それが2月の事前説明会が終わった後、3月1日の、3月定例会前に急遽招集かけて組替えをしたと。一般財源に組替えをしたというお話をしました。できるじゃんと思いました。補助金の内容は違えども、できるじゃんって、組替えできるじゃんって思いました。それをその補助金を当てにしていた保育士の資格を取ろうとして頑張っていた方々の援助、救われたと言っていました。行政が思っている数字の組替えと、一般の私たちの感覚というか、そこがちょっとなかなか届いていない部分があって、陳情があったから、意見交換会でそれを言われたから、法的には問題がないから大丈夫と言われても、心情としてそこが今、行政に求められているところだと思います。行政サービスの低さだと思います。ぜひそこは酌んで頂いて、金城悟議員の、ほかの議員は気づいていませんでした。でも彼が気づいて、この話を、説明を求めて、あれがあったから私は保育士、認可外の園長先生の思いが伝わったんだなと思います。改めて聞きます。これは認可外の意見交換会の場の意見と、また要請、悟議員の指摘があったからと思いますが、そこら辺もう一度伺います。いかがですか。 ◎福祉部長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 確かに認可外の園長会、それから議員説明会において、その議案が出た、説明会のときに出てきたことを踏まえて、再度中身を検証した結果、やっぱり要綱等の中に市の補助金では該当するんじゃないかということで気づいて今回組替えをしました。議員御指摘のとおり、やっぱりいろんな形で認可外保育園とのいろんなコミュニケーション、それからいろんな、各施設とのこういう原課との話合い、調整は十分必要だと思っています。 ◆3番(上原勝議員) すみません、ちょっと熱くなりましたけれども、コミュニケーションがいかに大事かというのは、私自身も1歳の娘、3歳、また小学3年生の娘がいて、コミュニケーションをしっかり取っています。そういうところで働いている、またそういった子供たちを扱っている人ほど、とってもコミュニケーションを重要視していると私は見ているので、ぜひ今後、意見交換会の場で意見を収集して、また適切なアドバイスをするなり、情報を得たからじゃあこの回答は翌日ねではなくて、この補助金に対してはこういうふうないいアドバイスをしていただけたらと。それが毎月顔を合わせて信頼関係が築いていけると思っていますので、それをぜひ次年度に向けてはしっかりとした意見交換会、また認可外の話をしておりましたけれども、法人に対してもそうです。意見交換の場として、ちゃんとしたコミュニケーションが取れていないです。そこもぜひしっかりコミュニケーションが取れるように。メールでのやり取りも大事ですけれども、その後の懇親会とまでは言いませんけれども、そこら辺もしっかりとして酌んでいけたらなと、いってほしいと思います。せっかくですので提案もさせていただきたいなと思います。今、保育士不足がありまして、国の法律に准看護師という職業も保育士とみなすという法律があります。糸満市にはその条例がありません。糸満市はあくまでも看護師です。そこをぜひ次年度、条例改正をして、この条例名が、糸満市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例、その中の第29条に、そういった関連の条文が載っております。准看護師の方々もこの条例に組み込んで、保育士として活動していただけるなら、保育士解消の一助となると思いますので、それも提案としてさせていただきたいと思います。 もう一点、先日の認可外保育園の要請の中に、コロナ影響に関連して保護者の、保育園の利用料の減免、継続の陳情がなされておりますが、それも前向きにぜひ、コロナは終わっておりませんので、今年度で打切りと言われたそうです。次年度もコロナはまだまだ続くと思いますので、そういったところにも補助が下りるようにぜひよろしくお願いしたいと思います。休憩。 ○副議長(金城敦) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時52分)                              (再開宣告午後2時52分) ○副議長(金城敦) 再開いたします。 ◆3番(上原勝議員) 件名5の給食センターに行きたいと思います。すみません、休憩お願いします。 ○副議長(金城敦) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時52分)                              (再開宣告午後2時52分) ○副議長(金城敦) 再開いたします。 ◆3番(上原勝議員) 再質問します。 基本計画書の中にありますが、運営上、また衛生上、そして法的な課題を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 運営上の課題として、野菜の下処理場が狭く作業制限があり、材料選択に影響が出ている。施設が小さいため食器や食缶の保管場所が狭い。釜の数が少ないため調理メニューが限られたものしかできない。焼き物用の調理器具がないため、揚げ物しか提供できない。あえ物を作る設備がないため、あえ物が出せない。冷蔵庫や冷凍庫が小さく、食材は当日納品になる。搬入口が1か所しかなく、朝早くから納品業者が順番待ちの状況である。食缶とバットが1個ずつしかなく、副菜2品のみの提供となる(施設が狭いため食缶とバットの保管場所が少ない)。調理場内の温度管理ができないため、切り離さない果物(オレンジなど)のみとなる。駐車場が狭く配送車の搬出搬入がスムーズに行えない。センター見学等がある場合、支障が出ている。会議室がない。調理設備の対応年数が過ぎており、更新の時期である。設備が止まってしまった場合バックアップがない。続きまして、衛生上の課題。天井が高いため清掃に支障があることにより、常にほこり等の落下物に気を配る必要がある。改築によって古い部分と改築部分とが混在して接続していることによる雨漏りが起こることがあり、その都度、修繕対応している状況である。従来のウェットシステムで設計されており、床がぬれた状態や調理場内の湿度が高くなりがちで雑菌等が繁殖しやすい。続きまして、法的な課題です。調理場内の空調設備がないため、夏場は調理員の負担になっている(学校給食衛生管理基準で湿度80%以下、温度25度C以下が望ましいとされている)。文部科学省は従来のウェットシステムからドライシステムの移行を指導している。以上になります。 ◆3番(上原勝議員) 今、指導部長のほうが課題をおっしゃっていただきました。それを聞いて、教育長の率直な意見をよろしくお願いします。 ◎教育長(幸地政行) 運営上の課題においては、野菜の処理の、広さが狭いということで、非常に不便を被っていると。それから揚げ物しか提供できないということは、やっぱりバラエティーなメニュー等、それから健康面も含めて改善すべき点じゃないかというふうに思います。それからオレンジ等、これは真ん中から切っては出せなくて真ん丸ということで、これは衛生上の課題があってですね、O-157とか、そういったもので真ん丸で出すということになっておりますけれども、もろもろ運営上の課題、それから衛生上の課題においては非常にこのぐらいの高さのある天井になっていまして、そこでの休業中はそういった、またきちんと清掃しているとは思いますけれども、そういった面での気になる面もあります。それから現在はドライシステム、これは画期的な方法で衛生面が大変よくなります。もろもろたくさんありますけれども、その課題等も含めて、今後、改善していく、糸満市の学校給食センターの新築に向けてその辺を改善していくようやっていきたいと思っております。 ◆3番(上原勝議員) 現給食センターから各小中学校に届く時間を教えてください。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 1号車から5号車までございますが、約40分から50分程度かかるというふうに報告がございます。 ◆3番(上原勝議員) 単独でやるなら40分か50分、広域になるとそれ以上かかると思いますけれども、そこら辺はどうですか。お願いします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今、現状として配缶してから喫食まで、食べることまで2時間以内という形で定められております。そういったものを考えると、子供たちに温かい給食とかというふうな形で提供する場合には、やはり近いほうがいいというふうには考えますが、先ほど、午前中の答弁でも述べたように、本当にこれから効果的でアレルギー対応も含めて、すばらしい給食センターができるということを期待すると、いろんな意味から調査して、研究しながら、比較しながらというふうな形で、確実に進んでほしいなと願っております。 ◆3番(上原勝議員) 年次計画では、6年度、6年次に供用開始となっております。このPFIとか広域に進む方向になれば、どれぐらいかかるのか、何年先とかは難しい部分かもしれませんけれども、今6年計画を立てていますけれども、それ以上にかかるという考えでいいですか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 次年度、先ほど教育委員会のほうから説明されましたけれども、昨年策定いたしました基本計画、それに示されているいろんな財源の問題だとか、あるいは遵守すべき法令だとか、その辺の調査を行うということでありますけれども、ただ、広域化ありきとか、あるいはPFIありきとかということではなくて、次年度の調査の中でどういう方向が糸満市にとってよい方向に行くのか、ランニングコストも含めて次年度検討しますので、ただ、時期については次年度調査によってPFIを導入できるのか、あるいは広域化するのかによっても時期によっていろいろ変わってくると思いますが、できるだけ延びない方向で建設できるよう、その辺は詰めていきたいと考えております。 ◆3番(上原勝議員) 私たち大人は年を重ねても、精神年齢が若いと主張します。ですよね、市長。子供たちは、今、令和元年度に入学した1年生が、令和6年には6年生になるんですよ、当たり前ですけれども。感覚がですね、私たち、先ほど教育委員会もおっしゃっておりました。温かい給食を食べさせてあげたい。今いる子供たちは計画に入っているので難しいかもしれませんけれども、これがどんどん延びるとおいしい給食、温かい給食が食べられなくなるんです。なので、今、令和6年次の中に、例えばPFIが組み込まれて、6年次で供用開始するんだったら納得いく部分もあります。しかし、今言っているのは同時並行させようという話は800万円の予算を使って基本計画を策定しました。また1,300万円も使って新しい基本計画を策定するという話はお金の無駄じゃないかと私は思いますけれども、その辺どうでしょうか、お伺いします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まず予算については1,000万円でございます。今、基本計画を見ますと、今後用地交渉とか測量、あるいは基本設計等に移っていく計画なんですが、この基本計画を見ますと、先ほど、例えばこれは大きな開発になりますので、都市計画法の開発行為とか、いろんな法令を遵守する必要があると。それをクリアできる見込みがないと、これは次に進めないと思うんですね。だからその辺を次年度調査していくと。あと財源についても30億円という大きな事業費がかかりますので、それをどうするのか。その辺も確認しながらこれは進めないと次の段階に行けないと思っていますので、次年度はその辺を調査、検討していきたいと考えております。 ◆3番(上原勝議員) この基本計画の中に、括弧してPFIを省くと書かれておりますけれども、前の委員会の方々でお話合いをしたときにはPFIありきの話も含めた会議をしたんでしょうか、お伺いしたいです。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 以前の会議録の中でというふうな形で確認すると、PFIの議論については行われております。ただ、その際に、実際に教育委員会だけでは厳しいものがあって、実際やるとしたらこの市長部局を含めて全体で力を入れてやらないと厳しいものがあるだろうというふうなことから、現在の基本計画の中にPFIという文言が載っているものがございます。 ◆3番(上原勝議員) じゃあ、そうすると、当時の役員の皆さん方は、このPFIに今概算が出ましたね、1,000万円。1,000万円かかる、後々PFIを基本構想とやるに当たって、1,000万円の予算をつけてやろうとしているんだというお話までは、具体的に踏み込んでいるんですか、お聞かせください。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹) こちらの基本計画の整備計画の中にある中で、実際に話合いの中で学校給食センターにおける事業方式は従来の公設公営方式のPFIとかというふうな形の議論がなされていて、さらに従来の方式と比較してというふうな形の文言も載っております。なお、最後の文章の中に、このPFI方式等を調査、検討するには事業期間が長期間となる可能性が高いため、事務手続に係る費用は増加するというふうな形の文言は載っておりますが、そういった形でPFIを、当時は厳しいものだというふうに認識していたんですが、ただ、将来的には必要性があるというふうな形の論議だったというふうに認識しております。 ◆3番(上原勝議員) 難しいですね、シンプルで行きたいんですけれども、シンプルでおいしい給食を提供したい。教育委員会は、何か分かるんですけれども、PFI、また給食センターの広域化にこだわる理由を私はまだ理解しかねている部分が、理解できない部分がありますので、今後もこういった問題を問いかけていきたいと思います。次に行きます。 件名6の基本構想策定業務1,300万円の財源の内訳をお願いします。 ○副議長(金城敦) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時07分)                              (再開宣告午後3時07分) ○副議長(金城敦) 再開いたします。 ◆3番(上原勝議員) 件名6に移ります。南部病院跡地利用について、基本構想策定業務1,377万2,000円の財源の内訳をお願いします。 ○副議長(金城敦) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時08分)                              (再開宣告午後3時09分) ○副議長(金城敦) 再開いたします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 財源については単費でございます。 ◆3番(上原勝議員) ちょっと時間もありませんので提案をさせていただきたいと思います。建物の取壊しについて、県と病院側が話合いを進めているという話がありましたが、取壊しの方針が決まっていない中での構想図を策定するのは私はどうかと思います。構想図策定については、建物撤去の方針が決まっていない中で、構想図策定は時期尚早だと思っています。一番心配しているのが、市は跡地を使いたいからと言って市に取壊しが降りかかってこないか心配しております。県と病院側の話合いをもう少し見守りつつ、糸満市が建物撤去をしない方向性が示された上で構想策定に着手すべきだと思うので、検討を頂きたいと要望いたします。 最後に、今年度退職されます職員の皆様本当にお疲れさまでした。今後の人生を謳歌していただきたく思います。私の一般質問を終わります。 ○副議長(金城敦) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時10分)                              (再開宣告午後3時20分) ○副議長(金城敦) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ◆18番(徳元敏之議員) 皆さんこんにちは。本日最後です。時間はたっぷりあるそうですので、よろしくお願いします。3月31日をもって退職される、本議場におられる教育委員会総務部長の阿波根部長、そして消防長の福元消防長、大変お疲れさまでした。そしてまた合計で6名の職員の皆様本当にお疲れさまでした。これからは健康に留意し、これまでの行政経験を生かして市の発展のために頑張っていただきたいと思います。ちなみに畑をする予定があれば、農林8号とか農林21号、農林22号、農林29号、新品種のRK9714を今、各圃場で配付しておりますので、参考になればよろしくお願いします。私は、本当は取りに行きたいんですけれども、コロナ禍もあって、議会もあって行けませんので、時間があれば阿波根部長おすすめです。よろしくお願いします。これから通告書に従いまして一般質問を行います。 件名1、道路行政について。(1)市道米須大度線の進捗状況について。ア、現在の進捗状況について伺います。イ、県道7号線と国道331号との交差点の整備方法はどうなっているのか伺います。ウ、米須小学校の改築工事で新しい校門ができ、信号機の移動が考えられるが、当局は認識しているのか伺います。エ、当道路は、時間帯によって規制されている道路でもあり、多くの区民が早期整備を望んでいますが、工事開始はいつ頃予定をしているのか伺います。 件名2、農業集落排水事業について。(1)供用開始はいつ予定しているのか、どの地域を予定しているのか伺います。 (2)本管に接続する費用は平均するとどれくらいの金額なのか伺います。 (3)排水設備貸付金は、最大で幾らなのか伺います。 (4)返済方法と期間を伺います。 あとは質問席から再質問を行いたいと思います。 ◎市長(當銘真栄) 徳元敏之議員御質問、件名2、農業集落排水事業について。小項目1についてお答えいたします。 小項目1、供用開始はいつ予定し、どの地域を予定しているかについては、令和3年度における予定としましては、4月1日に字米須地域の一部を対象に供用開始を予定しており、また同年6月頃には字大度地域の一部を対象に供用開始を予定しております。 その他の御質問につきましては、関係部長より答弁をさせていただいます。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名1、道路行政について。小項目1、市道米須大度線について。アからエについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、進捗状況については、市道米須大度線は、児童が字大度から米須小学校への通学路として利用している重要な路線であり、令和元年度に概略設計を行い、現在は事業の同意が得られるか地権者に確認をしております。令和3年2月現在、筆数ベースで27筆中12筆の地権者の方から同意を得ています。 次にイ、県道7号線と国道331号との交差点の整備方法については、道路構造令により原則として直角、またはそれに近い角度で交差しなければなりません。まず、米須大度線と県道7号線との交差点は、現状の道路とほぼ同じ位置で交差する計画となっております。次に現在の米須大度線と国道331号との交差点は鋭角な取付けになっていることから、直角に近い交差をさせるため、現道より南西側に線形を移動させております。 次にウ、信号機の移動の認識については、糸満市教育委員会としては、校門の移動に合わせ、横断歩道及び信号機の移設が必要であるとの認識でありました。そのことを踏まえ、南部土木事務所へは米須大度線の整備計画があり、横断歩道の移設場所について考慮するよう依頼しております。 最後にエ、工事の開始時期については、米須大度線の早期整備の必要性は認識しておりますが、現在整備中の複数の路線の完了後、事業化していきたいと考えております。なお、現在、地権者の方々へ事業への同意取付けに努めているところであり、整備時期につきましては令和6年度以降に実施設計及び用地取得となりますので、工事開始は令和7年度頃を予定しております。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名2、農業集落排水事業について。小項目2から4まで順にお答えいたします。 小項目2、本管に接続する費用は平均するとどれぐらいの金額なのかについては、個々の住居の配管状況や公共ますまでの距離、深さなど、工事の難易度に違いがあり一概に同じではありませんが、公共下水道の接続事例によると、1戸当たり20万円から30万円程度であると認識しています。 小項目3、排水設備貸付金の最大貸付額については、公共下水道と同様に原則25万円を貸付限度額として予定しています。 最後に小項目4、返済方法と期間については、貸付けは無利息での貸付けとし、貸し付けた月の翌月から40か月以内の元金均等分割払いにより、本市が発行する納入通知書を基に、毎月の末日までに払込みすることを予定しています。 ◆18番(徳元敏之議員) 件名1のほうから再質問したいと思います。 現道路、前も質問したんですけれども、部長も分かるとおり朝の7時半から8時半まで規制のかかっている道路なんですけれども、現状は市長も多分見られていると思いますけれども、その規制でありながら生活道路として車が頻繁に通っている状況なんですけれども、それについて当局としてはどういう見解をお持ちでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、午前7時半から8時半には児童生徒が通学するスクールゾーンということで規制がかかっていますが、議員がおっしゃるように、児童生徒の通学中に車両がたびたび通過することは確認しております。その辺、交通安全の面から見てもふさわしくない。道路交通違反等になりますので、その辺は徹底してしっかりとした規制をさせるよう、糸満署のほうに申入れをしたいと考えております。 ◆18番(徳元敏之議員) 規制してもらうというよりは、地元の駐在所も分かっているんですけれども、農業をやっている方がいるので、実情は規制にふさわしくない道路なんですよ。ということで、そういう申入れをしなくてもいいんですけれども、まず歩道がないがためにそういう規制をしないといけない道路だというふうに私は認識しております。そういう意味においては、市長も現場を見られていると思います。また御自身でも交通安全の観点からも朝も早く来て、その現状を見たと思います。市長として、この道路を早めに整備するという考えはないのかお伺いします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 私のほうも、議員と先日一緒になって交通活動をやっているのをお伺いさせていただいています。そのうち、その場所においても危険な通学路ということは認識しております。先ほど建設部長からも答弁があったように、令和6年でしたか、7年でしたか、以降を予定しているということなので、できるだけ早めに整備はしていきたいんですけれども、それまでは何らかの形で、安全にできるような形で周知できないかなと思っております。また県道7号線においては、現在信号機が、旧校門になりますか、そのところにあって、それを移設ということでの話も出ています。そこは県道7号線の工事が遅れているということで、なかなか前に進んでいないというところもありますので、信号機だけでも早急に移せないかという要望は南部国道事務所にもできればやっていきたいと思っております。 ◆18番(徳元敏之議員) そういうことも考えられるんですけれども、実際、信号機を移設するにしても、この市道米須大度線の出口の場所が分からないことには信号機も移動が簡単にできないんです。だから私が言いたいのは、できれば本当に早急にやってもらいたいんですけれども、先ほど部長の答弁があるとおり、複数の予定している道路がございますので、ぜひそこはまたいろいろ考えながら早めの整備をよろしくお願いしたいと思います。認定こども園もできて、より通学する車と言ってはちょっとおかしいんですが、そういうのも増えておりますので、ぜひ早めに早期の整備をお願いしたいと思います。 続きまして、農業集落排水事業に移らせていただきます。今年の4月1日ということで、米須から一部供用開始するということなんですけれども、それに対して、どの地域なのか、そして区民への周知はどのようなことを考えているのかお伺いしたいと思います。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 まず、具体的にどのような範囲なのかということでございますが、国道331号を挟む字米須集落内となりまして、基本的に現在、建物がある範囲は接続が可能となっております。また、周知方法でございますが、2月の広報紙の中にチラシを配布しまして、接続の案内という形で配布しております。これまで説明会等も開催するということを考えておりましたが、緊急事態宣言等もありまして、現在至っておりません。今月末、今回予算の議決、条例の議決をされましたら、できるだけ早めに説明会を開催して、接続のお願いをしたいと考えております。 ◆18番(徳元敏之議員) 職員の皆様がいろいろ頑張っているのは分かるんですけれども、今回、それに関して、まだ初めてのことなので、いろいろ聞きたいことがありますので聞きたいと思います。先ほど貸付額を聞いたんですけれども、市の貸付額とは別に補助金制度があると思いますが、その適用はどのように考えているのかお伺いしたいと思います。交付額も含めてです。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 接続の補助金につきましては、2種類の補助金がございます。1つ目が国庫補助事業の対象となります接続促進補助金につきましては、新築を除く排水設備工事に対する補助額、これは合併処理浄化槽で最大5万円、そして単独処理浄化槽、またはくみ取式で最大10万円の補助金を予定しています。そしてまた、もう一つの補助金であります市の単独事業である早期接続促進補助金につきましては、上乗せの補助としまして、合併、単独処理浄化槽、またくみ取式ともに最大5万円の補助金を予定しております。 ◆18番(徳元敏之議員) ということはですよ、プラス5万円ということで。要するに10万円のところはプラス5万円、5万円のところはプラス5万円で10万円という考えでよろしいですか。 ◎経済部長(兼城浩康) はい、そのとおりでございます。 ◆18番(徳元敏之議員) よく分かりました。上水道、下水道の料金ですが、市の上水道または公共下水道の料金を参考にして農業集落排水の料金が設定されると思うんですけれども、実際のところどのように設定しているのかお伺いしたいと思います。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 議員のおっしゃるとおり、農業集落排水の使用料の徴収の仕組みにつきましては、公共下水道と同じ考えでございます。農業集落排水の使用料金は、基本的に排水量に応じ、規定の排水単価を乗じて得た金額が使用料となり、この場合、基準となるものが上水道の使用水量になります。その使用水量に排水の単価を乗じたものが集落排水の使用料金として算出するものとなります。徴収につきましては、上水道料金と集落排水料金を合算して使用者に請求となりまして、その場合、上水道の料金に対して農業集落排水料金の割合は約40%程度になるものと認識をしております。 ◆18番(徳元敏之議員) いずれにしても、今回私たちがまず、私の世代で農業集落排水事業を接続しますと、子や孫までもすばらしい生活環境になると思いますので、ぜひ努力して、全戸が接続できるように頑張りたいと思いますので、ぜひ当局のほうも周知徹底をお願いして、私の一般質問を終わりたいと思います。以上で終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○副議長(金城敦) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後3時40分)...